Message in a bottle

1991年生まれ。読書、映画、音楽、アートが大好き。英語・トレーニングが最近のターゲットです。

どうして君はそんなところに【捨てることが大好きな私がどこにでも持ち歩いたノート】

Evernote、i Cloud、One Note―――

そしてMoleskinを知らない”意識の高い”ビジネスマンはいない、そんな気がする。

 

 

思えば一時期、ノート術と筋トレがビジネスマン向け書籍のトレンドだった。

そいつらはプラスチックの甘い香りのする新書店に並べられて、「迷えるそこの君!デキる男になる為の確実なルートはここにあり!」と表紙で断言しては私達心の弱いジャポンの社畜に淡い希望を抱かせる。

 

まんまと野口氏を1、2枚アルバイトの店員に差し出して疲れ切ってビールを開けた頃に我々が気がつくことは、当然ながら紙切れに成功の為の普遍的な真理など書かれているはずはない…ということだ。

分かっている、知っている!答えは自分達で見つけ出すもの!

だがせめて、その書籍なりの結論は書いてあると思うだろう こりゃ詐欺かいな?!

 

―――と思うが、これもまた困ったビジネスである。

 

 

いつもながら長くなるので、前略します。

 

 

 

 

 

さて、Moleskinは一風変わったマーケティングで生き残ったノートです。

 

ピカソゴッホが愛した伝説のノート。」

https://www.instagram.com/p/BUn1DG0lNYL/

有名なのはブルース・チャトウィンのエピソードですね。

彼は著作「ソングライン」のなかで、「何を無くそうがノート、このノートだけは駄目だ!このノートだけはなくせない!」と悲痛な思いを書き綴っていたそうですから、村上春樹と意識の高いライフハックが大好きな清潔な先進国ジャポンにはびこるモレスキンマニアの先駆者的存在であったことは間違いないと思います。

 

 

しかし、気の毒なことにチャトウィンは絶望的な状況に見舞われます。

なんと、フランスで販売されていたこのモレスキン、発売中止になってしまうのです。

発売中止から約10年の時が流れ、イタリアのとある会社が再販したのが現在のモレスキンちなみにどうやら大部分が中国製である。

 

しかしこのノート、都会のこじゃれた文具屋や本屋に行けば必ずと言っていいほど片隅に並べられている。驚きの定価はと言うと…

 

 

ノートブック 商品一覧 / Moleskine Online Store(モレスキンオンラインストア)

 

 

2160円!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

Moleskine Pocket Squared Notebook Classic

Moleskine Pocket Squared Notebook Classic

 

 

 

 

 

おかしいよね?でも売れてるんです。

しかももう元祖モレスキンは店じまいしちまった訳ですから、今売られてる商品はピカソゴッホが愛用したものとはかけ離れている可能性も否めない訳です。

ムキ―――――――!

 

 

 

…と、散々叩いたところで本題です。

そんなモレスキンにまつわる黒い噂は数あれど、私はこのノートを愛用しています。

時には知識を、時には思い出を記録しています。

 

f:id:sh2105858:20170528140618j:plain

f:id:sh2105858:20170528140622j:plain

f:id:sh2105858:20170528140624j:plain

 

奇妙な完璧主義の所為で、途中でちょっとでも気に食わなくなるとペイっと捨てちゃうこともあったんですが、それでもキャンパスのノートをまともに使い切ったことが無い私がず~っと相棒の様に持ち歩けて使うことができた。

今、4代目です。驚きと喜びを感じています。

 

 

定価で買うと高いのですが、こちら、Amazonで買うと1200円程度で手に入るものも。

 

Moleskine Pocket Squared Notebook Classic

Moleskine Pocket Squared Notebook Classic

 

 

ちなみにマルタとイタリアでは10.9€(大体 為替122~4円)で売られていました。

日本、高すぎです。どんどんAmazonで輸入版を購入して不買運動しましょう。

日本では見たことの無い色合いで、どんなに胸が躍ったことか…。

 

 

さて、一体このノートの何が良くて使い倒しているのだろう。私。

目新しいことは無いけれど、長所短所一緒くたにして書いてみますね!

 

1耐久性…田園にそびえ立つゴリラを想像してください。ゴリラは毎日ノートを片手に走ったり書いたり読んだり飲んだり走ったり…キャンパスノートは1日でめちゃくちゃです。私のようなゴリラの酷使に耐えうるのはそう君、君だけ。

 

2高級感…長く愛用するには嬉しい質感です。表紙は滑らかに光って、紙質も逞しく感じられます。但し、きちんとした工場で作られた製品を経験した人からすると、今はびこっている中国製のモレスキンは紙質が悪く裏移りするそうです。当たり外れがあると聞きます。

 

3機能性…小さなことだけど意外と便利なのが、モレスキンの裏にポケットがついていること。大切なものを入れておけるし、一時保管できる。そして、表紙を止められるバンドがついていること。表紙に万が一紛失した時の為に住所と謝礼を書く欄があること。ユーモラス。

 

4芸術性…これがマーケティングブランディングの成功例なのでしょう。モレスキンとは自由な心を、あなただけの生活をお洒落に保管できる場所。このノートを飾るのはあなた自身!…というストーリーを、モレスキンが付帯していることでしょう。

 

5多様性…ラインナップが豊富です!ハードカバー、ソフトカバー、カラー、タイプ…方眼もあれば無地もある。色々なタイプを表現にあわせて選択できるでしょう。

 

 

もう今さらモレスキンになんて言及しなくても、素晴らしいノートを公開されている方がいくらだっているじゃない!と思いつつも、切っては切れないこのノートについて書いてみました。

 

私がこのブログを更新することに費やした時間を計算したくないなと思いながら去ります。もっとラフに行くよ。次からは。