Enter The Void

1991, Tokyo. A trader from the country side. Book

晴れた日にはホイルローダーに乗って、雨の休日には刺青を彫って

月曜日よりも火曜日の朝の方が新しい週がはじまり騒がしい休日から日常へ帰ったたことを実感いたします。

 

今朝、車窓を横切る工場から流れる湯煙や作業服で自転車に乗り込む人々の織り成す退廃的で愛着の深い景色を眺めていたら、男性だったらどんな仕事をしていただろうかとまざまざと思い浮かべてしまった。

 

もしも、男性だったなら。

 

 

 

私は清潔でユニセックスな都会のビジネスマンなんかになろうともしないに違いない。

 

 

 

私は恐らく今頃ドリルで地面を破壊しているか、チェーンソーで古い家屋を解体しているか、はたまた咥え煙草で重機を乗り回しているか、パッカー車(ゴミ収集車)を乗り回してココスで不用品回収をさぼったりしているのではないかと思うのです。

 

全身、顔まで這い上がるアシンメトリーの刺青を入れて、女性は買うだけ。

ツーブロックの頭皮には龍のうろこみたいなギザギザ模様を入れているに違いないよ。

 

休日はせいぜい地元のうらぶれた居酒屋で昼食をとりながら古本でも開き、趣味のロックバンド活動に忙しく、あらゆることを斟酌せずにPS3でエイリアン退治に勤しんだりベトコンで手りゅう弾を投げたりするだけの暮らしを送りながら、職場で僅かに後輩から頼りにされていることを誇りにしつつコンクリートを固めては掘って、まあそのほか虫けらの様に生きていたのではないかと思う。

 

 

女に生まれた今生の私は必要以上に己を蹴り飛ばして生きているので、何故このような乖離が生まれたものか、実に不思議。考えれば考えるほど不思議である。

昔から人目を気にせず、相対評価のメジャーを持たずに生きてきたつもりだったのですが、己が本当に自身の心から自由だと言えるものか考えさせられる朝の妄想だった。自覚できている以上に我々は不自由なのでしょうか…やっぱり…。

 

 

 

 

さて、今日は一万年と二千年ぶりくらいに仕事で落ち込みました。

 

これはもう200%わたくしが悪いのですが、上司にきちんと通貨・為替を相談しないままに何故だか「この案件はUSDだ」と仮定して、思い込んで、進めてしまったんですよ…阿呆過ぎて自分でもびっくり!☆☆

もしも日本円で良ければ為替リスクを計算して通貨を変換したりする必要がないので、手間がすっげー省けるのさ。しかも今回の案件は100製品を数か国から仕入れるようなもので、なり巨大だったので…より一層貴重な時間を無駄にしてしまったわけよ…。

 

実は意外にも完璧主義で細かく根回しをしたりチェックしながら進めていくタイプなので…。阿呆なミスをする時は完全なる思い込み・チェックしたつもり、のパターンが多かったのです。。。

 

今回のミスもそれ単体でみれば自分の弱点を痛感してバネにすることができる類のものだったかと思うのですが…。今回は、上司が平素よりガンガン一人で進めてしまう私の不遜な性格が原因で「勝手に通過をUSDと自己判断した」ことが失敗の原因だと解釈して窘めてくるのが、大変悲しかったのでした。そんなこと、しないのに!

 

こんな些細なことをきっかけにあれこれ考えてみると、思い出すのはちょっすっっごく耳が痛くなるフィリピンのアニキの言葉だった。言葉にすると褒めているかのようだけど、肉声で聞いたその言葉は決してそうじゃなかった。彼は本質的にトップダウンの組織では生きられない私の性質を見抜いているみたいだったのだ。

 

 

「だん、だんは絶対に自分で何かをやった方が良いよ。だんは人の下では働けない。絶対に収まり切れない。はじめは良くてもスキルがついてくれば必ず周囲がトロく見える。たとえ最初は雇われていても、いつか独立するんだと思って過ごせば同じ時間でも実力は違ってくるよ。」

 

 

今回の一件でひしひしと感じたのは自分の得意な働き方、無い頭のつかいどころのことで、いかに自分が組織人が向いていないか絶望的な気持ちになったのです…。(笑)

 

仕事の状況は生き物、顧客の感情も生き物だから、伝書鳩みたいな営業マン・窓口なら居ない方がいいと思うのです。だって、お互い時間の無駄だから。

 

相手も私も時間を割いている。

顧客はヒントが欲しくて、状況を変えて先に進めて欲しくて、困って相談してくれる。

必要に応じて適宜契約から納品まで調整して判断して進めていければ良いのだけど…ここにやれ承認だ申請だというステップが入り過ぎてしまうと、せっかく顧客からきた”ナマモノ”、相談も泡になっていく。

 

「それはわたくしの権限じゃありません」「部署じゃありません」「上司の許可が必要です」

 

 

繰り返せば二度と話してくれなくなるよ。そんなマニュアル対応じゃダメだと思うのです。

 

 

私は相手の話を聞いて、時に曖昧模糊とした相手の望みや問題をなるべく特定して、今ある障壁といこれからとるべきアクションを言語化して、精一杯間に入ってあげたいのです。

臨機応変に瞬発力を使って相手と話して働きたいし、リアルタイムで必要な判断ができない・相談に乗ってあげられないお仕事だったらたとえどんな巨大企業に招かれたって絶対に続けられんとですよ。スピード感と裁量権のない仕事はできないって分かっているから、新卒時代からベンチャーばかり受けてきたのです。

 

今日はlong long 愚痴、です。ね。実は最近の息抜きはこのブログ、だったりします。