Enter The Void

1991, Tokyo. A trader from the country side. Book

Cold War Online

迫りくる猛暑と蝉の気配に怯えているうちにその両方が去りつつあって不可思議な気持ちになっています。

 

先週の今頃は実家に不要なモモを届ける不要な妖精になって、よっこらせといつものバックパックにパンパンに不要な荷物と不要なモモを詰め込んでいたのかと思うとなんだか信じられない。いささか不要を強調し過ぎましたが、つい先日冷蔵庫で傷みかけていた不要なモモを無理やり胃に突っ込んだら見事にアレルギー反応が起きて耳の奥までかきむしりたくなったのでその逆恨みです。南無。

 

さて、明日からは私が愛しのアメリカ軍に入団して二回目の夏休み。

上司は世界中を飛び回りながら「もう大抵大丈夫だから好きに判断していいよ☆」と私に投……放って下さりつつ、「ビジネスに正解はない!10日かけて100%の答えを出すよりも、1分で納得感のある決断ができる方が100倍も良い!決断して失敗して判断力は磨かれていくんだ!」と熱いメールを送ってきたりする。飛行機から。

 

男嫌いの私から見ても彼は国宝クラスで格好いい人だ。

 

なにもかもが圧倒的で雲の上を歩いている超人だけれど(そういう人ほど軽いステップで下界におりて周囲の人を愛してリスペクトすることが上手だ。宇多田ヒカルが書く庶民に届く歌詞みたいなものだ。)アグレッシブでお調子者で熱量がケムイくらい高くておっちょこちょいという人間クサいところだけは実に似ていて通じ合える、部下(すなわち私たち)とソックリな人でもある。私の目指す先、基準は彼なのである。

 

それにしても最近はあっちの国で規制が変わるわ、あっちの客はああいうわ、こっちの客はああいうわ、商社という立場で働いているとまぁ日本の”買い手”の傲慢さと責任さには毎度驚かされるものである。この国には原始時代から培った不屈の上限関係愛があるに違いない。わざわざアンフェアを好む民族なんて世界のどこにいるかと思ってしまうものだけれど、これが案外いるのですよ。

 

そう思えば日本の”尊がる”推し文化というのも、世界から見れば日本の上下関係を好むカラーが色濃くでたユニークな文化なのかも知れません。

 

私にもいわゆる”推し”という大好きで大切なことを沢山教え続けてくれている人達がいるからなんとも言い難いトピックではあるけれど、私達の国ではなんにせよショーの現場で”応援”という一方的でアンフェアそのものの言葉がよく使われている。

 

いわゆる”推し”への愛をつづって共感を呼ぶアカウントのtweetが結構伸びていたりして偶然目にする機会もあったのだけど、なかでも衝撃的だったのは「あなたの推しがどんなに有名になってあなたなんて必要にしていないように思えても、必ずあなたの推しはあなたの応援を必要としています!」という狂気的な一文に共感している人間がごまんと存在することを知ってしまったことである。

 

いや~凄い。

私が100回生まれ変わってこの”推し”というものに転生したとしたら、勝手にこんなことを言われたらブチ切れてしまうよね。「あなたは私を必要としている」なんて言われて頼んでもいない松屋のお弁当とか押し付けられて挙句の果てに応援の名の元 連絡先を渡されたりしたらもう…下半身使えなくなるまで蹴りたくなっちゃうよね。That is アンフェアだ。崇拝が当然の世界なんて不均衡でまったく尊くない…命は対等だからこそ愛やリスペクトは真実で、輝くだろうに。

 

 

文化の話でちょっと反れたので話の軌道を仕事に戻そう。

 

海を越えたビジネスの世界に入って間もない人間だが、そのなかですらWorld War  オンラインVerは毎日のことで、なかでもここ半年関わっているインド人との仕事はまさに文章とデータというピストルで仕留めあう戦略戦争の様になっている。

流石の上司ですら「バカ!そんなバカ相手にしても時間の無駄だからなんにも心配しないで進めちゃって!バカ!本当にバカ!」と連呼してしまうくらいの逸材インド人との攻防は辛かった。この世にはこんなにも悪質で無能な人間がいるのかと呆気にとられるという貴重な経験ができた反面、怒りと失望で血管がキレかかったものである。考えてみればこんなにブログに書く格好のネタを提供してくれる仕事はないわけで、いつかここでもつつがなく面白くシェアしたいと思っている。あらゆる不愉快な苦労にもハクがつくってものである。

 

最近はここに私らしいひとりごとを畳みかけることもできていなかったので、今日は仕事のトピックでもひとりグチって夏休み祝い一本締めでもするかと思い画面を開きました。なんかもう眠いし全然しまらないのだけどわ~いはっぴー夏休み~!