Enter The Void

1991, Tokyo. A trader from the country side. Book

唸り声が聞こえてくる

一大イベントだった上司宅での花火パーティーがセレブに終わり、本日は日帰り旅行で銚子・佐原へ行っていました。青春切符は魔法の切符なんじゃないかと思うほどここ一週間の忙しなさや疲れから解放されて幸福な土曜日であった。

 

しかし金曜日はハラハラしました。

なんと市の朝の更新によれば会場が思いっきり浸水していて、写真を見る限りでは「いや違くない?写真はそもそも川で水位が上がって氾濫しちゃったんじゃなくって?」と言いたくなるほどヤバかったのです。それでもやはり市の一大イベントなのか、その記事の僅か数分後に「開催します!」と元気に更新していたので無謀すぎる英断に拍手したものです。

それはそうと、そもそも上司の自宅に上がり込んでセレブリティに包囲されるなんて場末在住の私には耐えられられそうになかったので、お昼休みは大好きな豚肉の西京焼きと野菜のランチへ精をつけに行くことにしました。

 

本日はそこでのエピソードです。

すいません、他人の話なんて聞いてんじゃねーよって話なんですけど、あまりに凄かったんです。

 

その日私のすぐ隣には50代と思わしき女性と眼鏡をかけた30代と思わしき女性が座っていたのですが、間もなくパリッとした港区のみなさまの中にいてなにやら彼らの様子がおかしいことに気づき始めました。耳に入ってくる低い声にどこかエキセントリックな響きがあって、ついつい耳が傾いてしまったんですよね。

なんでも30代と思わしき女性は「こないだ産業に会うことになったんですけど。圧がすごくって。酷いこと言われて。鬱や癌は治る病気ですからって、まるで私が病気みたいに言うんですよ。だから今度は。上司に付き添ってもらうように頼んだんです。

 

「また酷いこと言われたときに。第三者が見ていてくれないと。心配だし。」

 

 

 

 

What?!?!?!?!?!

 

 

 

ちょっとすっごくエキセントリックかもと思いながら座っていると、その隣の50代の女性は否定するのでもなく「うんうん」と聞いているのです。なにか私には預かり知れない社内事情があるのかしら・・。

しかし間もなく女性の知人の話になると、「夢があるから。食費を浮かせようって。ランチに260円しか使わないらしいんです。私なんて1000円使ってるのに。フッwww」となにやら意地の悪い自慢をしはじめるじゃあないですか。

 

流石に50代女性も驚いたのか「今はご実家から通っているの?」と問い返すと、勿論答えはYesで「家に。三万円入れてるんです。」と胸を張り始める始末。「偉いわね~。私の時は就職した途端に親から自立しなさい!って追い出されてさ。お金もたまらなくって大変だったなあ。」とどこまでも過去を振り替えながら寛大な50代女性。その話を聞きながら「えーーーっ!(私には考えられな~い!)」と、まるで一人暮らしというのがのとびきりの苦労、異常事態のように驚きの声を合いの手に発し続ける彼女。

 

極めつけは「私この会社嫌になったらYou Tuberになったら?って言われるんです」。とのことでした。ちゃんちゃん。

 

 この聞き役の50代の女性、凄くないですか…?

甘えてる!ゆとり!と批判する心もなく、ただ淡々と優しく聞いてあげるのですよ。こんな気の長い先輩も世間にはいるんだなとビックリしました。私の会社のメスライオン達だったらゴングがなって30秒くらいで首元に噛みつかないまでもグルルルル…って威嚇して圧を出して黙らせますよね。それ以上喋るとおめー仕留めるぞのサインですよ。

 

いや~色々な方、そして会社がいるんだなあと実感した金曜日でした。

 

眠い。無駄話。