Enter The Void

1991, Tokyo. A trader from the country side. Book

ドバイより愛の手紙

ここ最近中東から頻繁に電話がかかってくる。メールもスゴイ。All the way from Middle East. Greeting from Japan. 愛の文通 in the business.

 

遥々国際電話に乗って声を届けてくれる彼らの、あの特有の巻き舌。

Hello, Dan-san~~~! How are youuuuuu!!!! سالت Regaبسبب العمل.s...سالت بسبب العمل.a........بب العمل.s...سالتitem..rrrrrr..

 

 

 

私は奇跡的にあたりくじを引いて(失礼)、中東の人たちにしては親切で、英語が上手で、洗練されていて(マジで失礼)、仕事熱心なアメイジングな皆さん(謝りますごめんなさい)から元気いっぱいのトスを毎日受けている。I LOVE YOU.

(ただし、レシーブを打たなければいけないからこの仕事は大変だ。私達がマネージャー、コントローラーなのだから。)

 

 

彼等のメールは鮮やかな水色で、Good day!!!!!!!!!!Hope you are doing very well!!!!!

いや昨日も話したじゃん…久しぶりじゃないじゃん…。

海外のみなさんのカラフルで感情表現に飛んだメールを受け取る度、このクソ日本から叫びたくなる。

 

 

 

もうなんでYou 毎日そんなに元気やねん。

 

 

 

私だって不良品がでる度に「Oh, no~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~:(」って客に返信したいわ。

 

 

 

 

特に今やりとりしている中東のみなさん…恐らく死ほど顧客に親切にしたいセールスハートのパッションが溢れすぎてブロークンな英語で同じことを、一本前のメールでも聞いたことをひたすら繰り返してくれる。頑張ってます!!!超!!!!頑張ってます!!!大好き!!!!ありがと!!!!頑張る!!!!全力でやってるから!!!!って感じ。(超訳

 

 

何度も電波越に憎み、それでも何故か惹かれてやまず、知りたくて仕方がなかった。

そんなアンビバレントなラブ&ヘイトを抱えてきた憧れのイスラム世界に思いを馳せる日々。仕事で。楽しくて仕方が無いのであった。そして焦燥感でいっぱいになる。今すぐ出ていきたい。今すぐチケットをとって、世界中へでて行って、直接話したい!

 

 

Eyes wide open all the time,

Because you never know what you might see...

 

 

 

そんな今日は、家に帰ったら埴谷雄高の「死霊」が届いているだろうこと、そしてクリームシチューを作ることだけを楽しみに生き延びました。なんて寂しいんでしょうか。

ストリップに足繁く通っていたころは毎週末浴びるように女体を見ていたので疲れても「おっぱい」とか言い出さなかったのだけど、最近また言うようになってしまいました。日本人にとってのやばいが私にとってのおっぱいに相当します。

いや、本当は全身好きなんだけどね。もう疲れたおっぱい。