Enter The Void

1991, Tokyo. A trader from the country side. Book

月は綺麗じゃありませんが、

寝不足で駆け抜けた一週間の終わりの二日は、新橋で飲む美味い酒と料理で見事にしまった。二日間、濃い会話を楽しんだ。

 

わたくしの無駄にデカい鞄には書類とパソコンがつまっていて、「なんだか大人になったなあ」と拍子抜けしたことをぼんやり思ったのは自宅にたどり着いてからだ。初めて自宅で会社のPCをチェックして、飲み会の予定を立てるのに忙しい我々のやりとりに最優先で返信をし、お店の候補を送っておいた。笑うだろ。(弊社は飲食店にだけは異常に気障で、金に糸目をつけない。外国人を接待するうちに自然にこうなってしまったのだろうか…)

 

さて、またどこかの読書会で会えたら良いなと思っていた読書会の参加者さん不思議な再会を繰り返した。一度目は読書会で、二度目はオンラインで。

再会して「バフチンマジ宇宙語」と笑いあったばかりだったから、バフチンを買うことに決めた時とそして届くのを待っている今、「そういえばバフチン買ったんですよ!!!!」と思わずギャーギャー報告したくなる人の一人は彼女だった。それでも次に会える保証などどこにもないのだから、ちょっぴり寂しいものである。会がお開きになってしまえば、その後の感動の共有なんて当然の如くお預けだ。読書会の続き、は一般的には存在しない。ああ、このもどかしさよ。

 

しかし、そのもどかしさを克服させてくれたものが、インターネットだったのである。

明日バフチンが届いたら彼女に写真を送って、リアルタイムで「ねええ!!!届いたよ!!!!バフチン!!!!」と騒ぎ立てることができるのだ。それはなんとも面白いことに思えた。「読書会の続き」が存在しているんだ!そして、彼女もまたそういう本へのワクワクで思わず今私に「ねえ!!!月と6ペンス読んでるよ!!!!」って報告をしてしまっているのだとしたら、なんだか余計に楽しいよね。

 

眠すぎるので寝ます。