Enter The Void

1991, Tokyo. A trader from the country side. Book

病床六尺

しかもこの六尺の病床が余には広過ぎるのである。

雑炊を作り数口も食べられず、艶美な女性を見ても無感動に携帯電話を見ていた。無欲。アーメン。この記事も今更腫れてきた喉と膨張感満載のお腹と共に携帯電話から作成している。

 

シャバの空気は久しぶりで歩行速度も往来の八分の一に等しい。階段が登れない。カロリーメートなんか臭い。温泉で息が切れてくる。ヨボヨボ。リハビリになったのかなってないのか分からない。

 

肉体的にもヨボヨボになってしまった私だが、2019年を生きてみて私にはできないことがいくつか分かった。

 

それは、美味いもんだけ喰ってまずぃもんを見ないこと。私は必ず両方見てしまう。そして、批判をしないこと。到底無理。私は必ず批判的に考えてしまうだろう。甘いものだけ味わえない。そして、寝込まないこと。結構頑張ったけど無理だった。

 

正岡子規なら病床六尺から無限の光を描くが、私の病床六尺はえてしてこんなもんである。

 

意味なし落ちなし病床六尺。眠ろう。

 

私が言いたかったことはこんなことじゃなかったんだ。本当は違かったんだ。銃で像を打ち壊す様な言葉、一瞬一瞬を愛しむマインドフルネスの力…色々あったけれどそれももう虚しい。ノートを閉じる。

このざまじゃあ届きやしないだろう。立ち直るさ。