見捨てられし市場

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ようやく念願叶って来沖が決まった。週末から3泊。丁度一年ぶりの沖縄である。

今回は仕事のことは忘れて純粋に自分の為に行こうと思うのだが、そもそもMilitaryとOkinawaは切っても切り離せないことを実感する。今回は山小屋にでも籠って鳥の声だけ聞いていた方が良かったかも知れない。念願が叶う頃にはOkinawaへ行く元気も情熱も欠けていた。

 

この会社に入って良かったことは、日本と世界の大企業の仕事の進め方が分かったことだ。何度も愚痴っているように、日本には化石なところがあって電子で仕事を進めていくことに慣れている組織ばかりじゃないようだ。日系は自分たちのやり方や常識に物凄く固執してしまうから、外国の会社はついていけない。大手の技術者でも英語が怪しいことも多々ある。長年海外品の取り扱っている筈の人たちですら世界と歩調を合わせることができない。この惨状では、数年後の未来も暗い筈だ。

 

その反面、毎年沢山の人々が留学をする。吐いて捨てるほど英語を伸ばして使いたい人はいる筈なのに、恐らくは彼らは上手く活用して貰えず、ポジションに恵まれていないのだ。こんな勿体の無い話はない。本当に凄いロスだと思う。(ただ、これにはどうやら留学者側の問題もあるようで、私の会社の人も「留学帰りの子は浮ついていて英語が使いたいですとしか言えない子も多いの。それを使って何をするかなのに、外資だからってキラキラしたイメージだけで受けちゃうのね」って言ってたなあ。)

 

恐らく、日本社会の思う「英語のできる人」のハードルが高すぎるんじゃないかしら。

実際の仕事ではお互い間違いだらけの英語で体当たりしていくしかないのに、ネイティブクラスの人材を求めているんじゃなかろうか。そんな人材は大手にだってまずいない。世界の大手にだっていないよ。色んな国の人がいて、みんな訛りをもっていて、不完全で、それでなんの問題もないのですっ!通じりゃいんだから。

 

だけど、もしも日本の各組織に英語の心得がある人が点在していて、後髪を引っ張らないで彼らにトライさせたら?日本のベースラインは確実に大きく変わるだろうに…。取引先を見ていると本当にそう思いますね。。常識が、文化が酷く進化を蝕むことがある。

 

最近思うのだが、他の国が凄いスピードで新しいテクノロジーやサービスを興していくのに、日本にはなかなか入ってきてないみたいですよね…。AIに仕事がとられる!ってもう何年も言われているけれど、(文系でノースキルの私自身がまさしく!そうなのですが)日本がアナログで化石だからなんとか飯を食えてる人って山ほどいるんだと思います。私自身も、この国も、世界の発展の速度についていけないかもな~なんて思っている最近でした…。日本がようやくIT化する頃に世界はとんでもないテクノロジーやサービスをlaunchしてて差がどんどん広がっちゃう。そして私みたいな文系は恐らくこの先ついていけない。

 

私の業界では、外資はどんなに大きいところでも日本にエージェントを置かないか、数人だけ申し訳程度に置いているところが多いみたい。まともに機能してないところが大半ってイメージ。ああ~重要視されてないんだな~ってつくづく思う。外資に入るってまったくキラキラしてないし、かなりしんどくて不安定な生き方なのかも知れません。日本のお客さんと海外のやり方が水と油だから、間に挟まれる人が真面目だと続かないって言うんだよね。

 

これはあくまでもいちキャリアの話ですので、特に短期留学から帰って日系の国際部門に入ったという猛者(マジで希少だと思う)がいらっしゃったらぜひお話を聞いてみたら良いと思います!

私は絶望一色で話してますが、全然違う話がでてくるかも知れません。(笑)

SupplierとPurchaserでは同じ「英語を使う」でも立場が真逆だから。買う側につくってのもありかと思う最近。

外国からの爆笑迷惑メール

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大きなProjectが始まって毎日生きた心地がしないときに、一通の不可思議なメールがメールボックスに届いました。母国語であったら一瞥して即・削除できたかも知れませんが、なんせ英語なので万が一重要な連絡だったら…と思うと恐ろしく、兎に角一読するしかありません。まさしく迷惑メールだ。Who is Vassell-san? 読んでみたらとんでもない内容で在宅勤務中に爆笑したのでご紹介差し上げることにしました。

 

”こんにわ。私は英国の金融機関の監査人・公認関係士で、コロナ以降の英国内の金融取引をチームで監視しています。その過程で、一年間休眠している投資用の口座を発見しました。その多くは、コロナ禍で死亡した個人に属するものです。そこで私は、今一度あなたがこの資産(450万USD)を投資を意図しながらそうできなかった人々の代わりに投資を継続する受益者リストに含まれていることをお知らせしたいと思います。(この辺りがあまりにも難解で分からない!Google翻訳も訳せなかった!)

私はあなたが亡くなられた投資家と同じ姓をもっていた為にご連絡差し上げました。

亡くなった方はコロナによって亡くなり、且つ正式な遺言を残していない為、私たちは相続の受益者としてあなたを紹介することができ、その際に投資銀行に要求される書面の準備について完璧な支援が可能です。下記のアドレスに承諾書を送信願います。"

 

 

オレオレ詐欺より無謀だろ!!!!

 

 

ってかコロナ関係ねーし!コロナで死んだら何が違うんだし!

承諾書を送れと言っている割に、個人情報を引き出す為の書面のフォーマットも添付されていない。どこの馬鹿がこんなことを始めたんだろうか。Kevinの名前でぐぐってもひっとせず。てっきり有名な迷惑メールかと思ったのに、小物だったのね!

 

そういえば初めて受け取った外国からの迷惑メールはなかなか手が込んでいた。我々が使っているものと同じドメインで、同僚を装って送ってくるのである。

 

でも…この迷惑メール…なんとな~く、ああ~イギリス英語だな~って感じがするよね。(笑)丁寧でまどろっこしいと言うか…なんというか…アメリカ人は絶対こんな文章書かないと思う。私はこういうカタイきちんとした文章の方がまだ好きですな…難しいけど。今のPJに入ってからは兎に角America・中国からの英語を読むことが多いから新鮮でした。(アメリカ人のフランクでブロークンな感じは、こういうカタイ文章とはまた違った難しさがあるのです…。上司ですら??????ってなるらしい…。)

 

そして"via E-mail" って使っていいんだね。手段を表すとき、日本人の感覚だとvia(~を通して、のニュアンス)がしっくりくるけどbyが正しいのか????とか迷ってたわ。

 

Anyway!!英語が好きな方は読んでみると面白いんじゃないでしょうか!そして私に訳し方を教えてくださいませ。

 

最近昔好きだった踊り子さんが分からない言葉を死ぬほどググりながら必死にミラン・クンデラの「存在の耐えられない軽さ」を読み切ったのを見て(拍手…)、私もクンデラを2冊も買ってしまった。男女のどろどろの性愛書いてるくせに、無駄に気取った哲学混ぜてくる…的な、一生馴染めなそうな作家なのに。(ヘイトスピーチ

私は人生の空虚さ・理不尽さに翻弄されて自分の惨めさに悶え苦しんでいるような純文学の方が性愛小説より余程に好きですので、三分で挫折してメルカリ行きになりそうで怖い…。

 

じゃあ女女だったら読めるんか?と言われると、残念ながら普通に読めません。中山可穂ですらダメだもん…。アデルブルーよりキャロルの方が好きです。だってあれは、一人の女の子が初めて大好きな女の人に出会って、別れて傷ついて、自立してまた出会い直す、巣立ちの素敵な物語だから。

 

私の人生文字で終わりそう。ため息。

 

寿退社したい

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Bounded logistics 、日本語でなんちゃら園区という特殊なエリアがある。

なんでも、そこに入れてしまえば輸出しなくても貿易をしたとみなしてくれる(みなし貿易)から早々と所有権の転移ができて、一度日本へ納品しなくても客先への直送が可能。らしい。

 

※困ったときのじぇとろ…

www.jetro.go.jp

 

これは納期がやばい案件で出てくる最後の手段だ。従って、園〇と言う言葉が出てくると胃がききりしてくる。客「園…」やめてっ!「区」…聞きたくない!って感じ。曇天。コンサルレベルの知見がある人がいないと太刀打ちできないくらい書類が複雑なんだそうだねえ。今回、遂に実際にそんなブラックボックスへの手配を避けられないほど大変な案件がでてしまった。

 

しかし。そんな大切な製品が、実は二週間前に完成していたことが本日判明したのです…。日本に入れられたじゃねえかって感じだよね。日本人の感覚からすると、マジで死刑クビ左遷、いや、考えられないよね。でも、ここで責めると海外メーカーはなんとうざがってスネちゃうんです。素晴らしき文化の差。

 

そこで「私たちは現地の事情がある程度分かるけれど、でも、重要な案件でこれは確実に大問題になるしつっこまれちゃうから、なんとか上手い説明の仕方はないかな?申し訳ないけど、アドバイスして欲しいんだ」と連絡をしたら、自分が悪い癖に「Your customer seems too sensitive and dificult, we cannot comply with request. (あんたの客ってほんとうるさくて難しいよね、聞いてらんない)」って普通に居直られたの。泣いた。うん〇。もう海外と日本人に挟まれるビジネスなんて嫌いだ。ドストエフスキーとか、山川菊栄とか、ペソアとか読んでこの世を憂いていたい。うを~んエボシ様と結婚したい~!寿退社したいよぉぉぉ~!※頭書の件

 

重ねてですね…Militaryの大きな案件が始まって、上長も技術者も顧客も誰も正解の絵を描けない…にも関わらず、何故かわたしがいきなり軍に正解を提出しなければならないというブラック企業らしい展開に苦しめられております…。

 

前職では、私を面接してくれた管理職やベテラン陣が抜けてしまって、入社時には組織のマンパワーがとんでもなく落ちていたなあ…。頼みの綱の役員が干されて能力を発揮できない環境がメンタルもちのぼっちゃん社長の手で築かれていた。歴史やスキルがきちんと積み重なって伝承されていない状況。なんでななじゅうねんやっててそれBrand newなの?的なね。もう二度とあんな組織由来の愚かな地獄はごめんだ個人のスキル不足についてなら悩んでやるよバカヤロー💢と転職したのに…

 

まさかベテランさんが多くて安定感抜群だった転職先で…再びあの地獄が繰り返されるとは…なにこれnightmare....

 

本当に、企業とはいつ難破座礁するのか分からないものです。

企業勤め・サラリーマンは世知辛いですね。本当にボスの一件で痛感したよ。早く寿退社したいよ。私、庭で野菜作って鶏育てるからさ。

 

 

ところで冒頭の写真は、よく納める製品のひとつです。何に使われるのか正直よく分かってない。中にはなんかBreakerとかが沢山入っていて、どうやら電気を分ける箱のハイテクな奴っぽい。よくわかんないけど高いと1000USDくらいするはず。だった気がする。

 

※検索にあまり引っかかりたくないので、日英滅茶苦茶に混ざっててすいません

 

私のいる業界は一言で言うとプラント engineeringの世界で、でっかい危険なplantで使っても絶対に爆発とかしない安全なマシーンを納品している。気がする。困りものは、無数に存在するエリア毎の安全規格だ。ただでさえメカのことなんて門外漢には宇宙語なのに、ふざけたことに各国・各製品ごとに規格が違う。しかし、ざっくり分けるとしたら、世界は米国系かEU系の基準で作られているようだ。

 

中でも特にmilitaryは要求が細かくてうざい。凄くうざい。本当にうざい。UL 123にUL5789にUL6666をあそこで使う場合は適用して、UL9999とUL455をドアが〇〇タイプには適用して…うんぬんかんぬん。そんなよくわかんない仕様書が1000Pとかくる。勿論、英語で…。マジで機械とか全然かわいくないしセクシーじゃないし楽しくない。オーガニック食品とか教育材とか輸入したい。…しかし、オファーするにはやはり要求に合っていることを認めさせないといけないので、下記のようにおぶすなかわいくない資料をコツコツ作って提出する手間は避けられないのだ。ちなみに本日張り付けた写真はでっかいメーカーさんのHPに載っているOpen Sourceなので誰でも好きにみられるもので社内資料ではございません。

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こんな意味なし落ちなしな適当なこと言っててもなんとか働いているんだから、世の若者は自信をもって好き勝手生きて欲しいものですわ。どんな偉い人でも、凄いやつでも、なんとかなるかならないかは最後は博打ですもの。いつまで平均台から落ちないでいられるかなんて、誰にも分からないのですから。

How far I'll go

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You live only once. 通称YOLO。Age is just number以上に留学先で良く耳にした有名なフレーズだ。遂に本日"三十路"の大台に乗って、今朝は読書会の参加者さんや海外から届く嬉しいお祝いのメッセージに返事を書きながらこの言葉を思い出していました。

 

昨日は実に久しぶりの出社。

新しく大きな軍のProjectに入ってしまったので、わざわざグリーン車に乗って早朝からパソコンをぱちぱちやりながら二十代最後の一日を過ごしました。

 

YOLO.  あの頃、私は英語に、そして長旅の果てに出会った素敵な大人たちの集まる外国の会社の仕事に、しっかり恋をしていました。思えばその恋は深く、それなりに長かったからこそ、ようやく掴んだ貴重な縁に少しずつ不協和音が響き始め、遂に袂を分かつべきと確信を得るまでに至る過程がどれだけ苦しかったとしても、驚きませんな。かつてはあんなに夢中で愛していたのだから、齟齬がひとつひとつ明らかになっていく過程はとてもつらい。だけど。

 

Great experienceだったな。

 

本当にそう思います。

連休明けてメールを開いてみると勝手に朝一番の国際会議が組まれていて、アクセスしたらいきなり外国メーカーの顔が映っていて発狂しそうになりました。私はこういうことひとつとっても雑で傲慢な会社の(男性の)姿勢は許容できなくて、もう折り合えないのですが、確かにここは語学留学から帰っただけの英語のできない不良債権の女が掴める最大の世界、ビジネスチャンスだっただろうと心から思います。よく受かったしもったよね。出世。単順に仕事の規模感だけで言えば、今後のキャリアで中々これ以上の大きさは望めないと思います。

 

でもね、近頃遂に海外メーカーさんが弊社を見限り始めているんだよね。

日本と海外では流通の仕組みがやっぱり違って、distributor制度がある。

日本ではお客様は神様だから売り手が仕事・顧客を上から選ぶことってそんなに多くはないと思うのだけど、世界は逆なの。売り手が凄く強くて、取引させてくださいの世界。金にならないところ、ライセンスのないところとはまともに取引しませーんって感じ。

 

信頼やメリットがあってようやく外国人から多少ましな対応がでてくるし、価格がでてくる。つまり、このライセンスが無ければ実質商社は存続不可能。良い対応と値段引き出せなかったら、競争に勝てないじゃん?

 

それが遂に、あっちの理屈を分かっている弊社が、弊社ですら、もうあんたら、日本の顧客なんていりませーん、金にならないくせにうざいでーす、僕らは奴隷じゃありませーんと見限られようとしている。それほどに日本社会のやり方は異常で旧弊だということをここで皆様に声を大にして言いたい。世の中無料のものなんてないのに、特に相手の人件費に対してコスト意識がまったくない。お客は神様だから頼めばなんでもやってもらえると思っている。挙句の果てに無知ときたもんだ…これじゃ一体世界はどう日本人をリスペクトして取引するんでしょう。日本と世界には深い深い断絶があります。もうハッキリ言って、本当にアホかと思うことばかりですね…。日本の顧客は見限られて困ればいいのにと私も思いますよ。心にちょんまげ生えてるよ。

 

まあ、この裏を返せば100円の商品でも真剣に完璧にやろうとしてくれる特殊な国が日本ってことなんだろうなあ。日本はデフレ地獄だよね。ハイクオリティ・ロー賃金。

 

そんなこんなで私の二十代の恋が終わり、三十代でもっと良い恋が待っているといいな~と思う近頃でした。あまり成長したなあ、満足満足!という感覚もないんだけど、ま…身分不相応のgreat experience....だったよね…と思いながらこれを書きました…。

 

起きたら上司がエボシ様になってないかな優秀な女の人の言うことなら大人しく聞くし多少は滅私奉公しても良いんだけどな…と毎日不届きなことを思ってる。そしてひたすら料理にはまっている。早く五十代の女の人に拾われたい。

クビ

衝撃の報告が舞い込んできた。ボスが辞職することになったのだ。後釜は皆から時折、いや、やや頻繁に冷笑を浴びている私の上司である。年末の飲み会でも陰で皆の批判の総攻撃を受けていた彼…。

 

本当に、突然の通達だったそうです。米国の本社から月初に連絡があって、それでthat is fin. こんなことってあるのだろうか。みんなマジで顎が外れていた。とても気持ちがついていきゃしないよな。とはいえ、私たちの目には見えなかっただけで水面下ではジャブが来ていたのかも知れない。おい、お前このままだとヤバいぞ。なんとかしろ。お前がやばくなった原因はかくかくしかじかと。どうかそうであって欲しい。納得できるだけのコミュニケーションや、猶予があったと信じたい。

 

個人的にボスと二人で飲んだことが何度かあったのだけど、思えばその時に「(君がもしも上に行くときも)知れば知るほど怖くなるんだ。覚悟だよね。もしも失敗すればその時は首が飛ぶ。俺の位置は〇〇(上司)に替えられる。その時はそれで良いじゃん。やるしかない。」「もしそうなったら今さらどう食ってこうかな~。」そんな風にもらしていたのだ。今思えば綺麗に文脈が繋がるのですが、私はそういったひとつひとつのサインを彼独特の性格の所為だと捉えていて、「なんや、ホンマにボスはクソ極端でネガティブで気難しくてどっかちょっと性格が似てると言うかついつい共感してしまうキャラやわ~」となんと勝手に思っていた…あの時も悩んでいたのだろうか。

 

こうなってしまった直接の原因としては、巨大な案件を失注してメーカーさんを怒らせてしまったこと。米国の南の人とボスが合わなかったこと。そしてCOVIDで本社が大変な時に何もしてくれなかったことなんだと…。独立した組織同士のようでやっぱりそうじゃないから難しいよね。そして、米国は北と南でまったく性格が違うそうで、ルーズな南の人とボスは合わなかったんだよね。気難しくてすごく頭がいい人だからきっちりやれない人と対立しちゃうんだと思う。アホの気持ちは絶対理解できないよね。でも、南部の人と組む仕事は大きくてウン百億円の規模だから、そこと上手くできる人じゃないと…ということだそうなんだけど。

 

反して、後任の上司は南部の人とよ~~く合うの。それだけに、人の上に立つと滅茶苦茶にしちゃいそうなタイプ。管理できない。あくまでも、イチ営業マンしか無理だろうなってタイプなの。なの、に、上にいんのよね。絶望。だからみんな胸の内で離反しているところがある。その点、ボスにはみんななんだかんだちゃんとついていってたんだよね。これが上司に変わったら陰でぎゃーぎゃーバッシングが起こると思うよ。彼の言葉には重みがないから、すぐにみんなウンザリすると思う。というか、今でもされてるのに…。朝令暮改♪ちょれぼっくり♪

 

しかし日本と思考回路が違って驚くでしょ~。理由を見てみると、確かにシンプルに人を変えた方が会社の金にはなるじゃん。ボスうんぬんかんぬんを除いて。でも、日本人ははい、そうですか、では納得しないと思う。落とされるその人うんぬんかんぬんが重要だから。落とされるからには、その人自身にそれだけの落ち度、理由が必要なわけよ。

 

いかがだろうか。私は入社してからボンボン外資で人が挿げ替えられていくところを見てきたけれど、どうですか?こうした方がメリットあるから、とただ合理的に人が動かされてしまう組織。賢いかも知れないけど、流石にこうまで不安定な組織で働きたい?みんなどうだい?私はごめんだね。もう会社員どっぷりはごめんだね。バーテン兼個人輸入兼雑貨屋兼本屋兼農家になるね。いや、美人だったら風俗で…いや…働けないな…潔癖気味だから…。

 

私はちょうど離職の意思が固まってあとはHow, whenのみというところだったので、この一件で背中を押されるかの如くああ、遂に去り時が来たか~と思いましたね。次に会うときは無職に進化しているかも知れません💛うふ💛

退職したらアメリカのブラック企業体験談をアップするよ💛

 

 

軍のなかへ

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出張で遂に軍の中に入ってきました。

 

Misawaは秋のしんとした空気が似合うモダンな街で、軍を擁する街にありがちなド派手な海外色満載な看板は控え目。USというよりはEUと言った方が宜しい雰囲気でした。素敵な街、素敵なお客様だったわ。同じ青森でも、弘前はかつて積極的に蘭学を取り入れて西洋化を目指した歴史があるせいかしら…それこそ温故知新で上手に古い建物の中に新しい個人経営店を入れて、そこにばっちり夜の風俗店も混在していて、まさしくEU風の街づくりを垣間見れる気がします。東北にあんなカルチャーの大都市があるんだ~って何回行っても外国に行ったみたいな嬉しい衝撃がある。やばい。好き。もう人生勉強と思って盛岡と弘前には毎月行きたいよ。比較すると、Misawaは空港はあるけれどもう少し郊外の静かな空気。ああ~どっちも良いですね~。っていうか青森ラブ~。何より海鮮が信じられないくらい安くて美味いよね。なんで高級ウニがすうせんえんなの…?みたいな。そして銭湯が☆SPA☆と西洋風のデザインになっていたのには思わず笑いました。(中身ばっちり日本の銭湯なのに…。)

 

さて、軍の内部に入るには厳格なID申請が必要で、発行センター途轍もない混み具合。どこからどう見ても山谷の飯場か清掃センターにいるアニキにしか見えない(同郷の親しみを込めてる)おっちゃんが英語ぺらっっっぺらで目が点になったりして刺激的だった…世界の多様さを思い知った…。「凄いよ。基地の中はUSAそのものだよ。」と聞いていたので期待で胸がはちきれそうだったのですが、やはり東北の小さなBaseの所為か、内部は特別なことなく落ち着いていましたね~。Okinawaの規模感は段違いだそうですね。心中複雑だけど。

 

米国占領時代、Okinawaの基地は「太平洋のはきだめ」と呼ばれていたのだそうです。四則計算ができないような兵隊さんが左遷される場所で優秀な将校さんなんて来ないから、乱暴に権威を振りかざすことには熱心で民主主義や共栄を考えることなどできない人々が権力を牛耳っていた。そのことが皮肉にも戦後生き延びることに必死なOkinawaの人々に幸いして、娼婦をちょこっと紹介すればいくらでも軍用品を手に入れることができるという隙だらけの環境を生んだんだよね。そうしてOkinawaの人々は戦利品を闇や台湾・香港に横流しして、密貿易や闇市が驚異的な勢いで発展していく。それがのちの国際通りや公設市場の発展へと繋がっていったというのですが…。

 

なんでこんなことを振り返ったかと言いますと、わたくしが今回Misawaで見かけた大勢の外国人たちは皆どこかうらぶれてスレていました。思わず「日本海のはきだめ」と言う言葉を思い浮かべてしまう。小さな東北の基地に飛ばされた彼ら…鬱屈としているのかな?女も子ども生気がなくて、一枚も二枚も世界から浮いて投げ捨てられているかのようでした。Okinawaで垣間見た世界とは雲泥の差があった。随分率直な言い方をしましたが、それが結構衝撃だったのでした。幸福の二文字の難しさ。遠さ。

 

いよいよヤメ…ハラ…?をくらいそう&職務経歴書をぼちぼち書き始めた最近の私でした。

理想は一年半後の退職だけど、もう、本当にその時がきたらエイヤーで覚悟をきめるしかありませんね。もう何度もボーダーラインを越えてしまった人生ですから、もう人様の引いた道は忘れて自分の手でオリジナルで生きるしかないぞ、と、安い安心や他人の評価なんて捨てちまえ、と覚悟を決めるしかないところがございます。おほほほ…。

 

わたしエボシ様と結婚したいです。

 

痛い目みやがれ

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Liquidated damages、通称「リキダメ」と呼ばれるものがある。ざっくばらんに言えば不手際に対する損害賠償金のことで、私の業界では納期遅延に対してごく稀に発生します。つい先日、注文書ひとつ切れないお客様から突如「実は遅れたら一日ごとに俺たち200万請求されるんだよね」と言われて真っ青になったことがある。そして、現在進行形の案件では1500万…せん、ごひゃくまん…。

 

そうして暇人の私は客先大手のずさんな管理体制に対してこうしてモノ申してやりたくなったのです。

 

大手だと契約書がきちんと英語で書かれていることも多く、小さなウンザリするアルファベットの羅列の中にちゃっかり賠償金が定義されていることがある。幸い義理人情の非契約社会の日本ではそう簡単に金銭を請求されることはないようですが(たぶん)、相手が外資となればもう杓子定規に1理屈、2理屈、3理屈ですので、そうはいきません…。客先の契約手は中国。そして今回、せんごひゃくまんのリキダメの話が襲い掛かってきたというわけです。

 

私たちの業界では図面を引いてひとつひとつマシンを作って売買することが多いので、何をもって正しい完成品とするか、制作前に互いに約束し合う必要があります。それが図面の承認、いわば準・契約書の役割です。

 

しかし!私のある客先は常々制作に20週間かかる製品の図面を納期の4週間前に承認しておいて「お前ら急げ」ってことを平気でしてくるのです!それで今回、晴れて1500万の賠償金を請求される羽目になって「助けてください」って言ってきてるわけ。ざまみな~~!!!!ばっかだよね~!キャハハ!!

 

今回は案件をholdしたのは彼らの方でメーカー側はSpeedyでしたから、我々に落ち度は一切ありません。リキダメを怖がって納期をコントロールしたいのであれば、制作納期を短縮するよう発注元に責任を放り投げるのではなく、図面承認前のフローからきちんとスピード管理する方が勝機が高いですよね。制作開始が遅れるようなずさんな仕事をしている内部の人を管理ないのは信じがたい怠慢です。

 

ですので、今回は私も高笑いが止まりません!流石に1500万円支払う羽目になれば彼らも内部のダメな社員をコントロールしてプロジェクト全体の進捗管理をする仕組みを考えるしかないでしょうから、多少今後のやり方が改善されるかも知れません。

 

あっ甘いこと言いました。希望的観測でした。日系のスピード感ではそうそう改善は難しいよね知ってる…。ただね、ざまーみろ死ぬほど痛い目みやがれウンコと言ってやりたい。

 

あ~ほんと明日朝起きたら上司がエボシ様になってないかな…わたし優秀な女の人についていきたいです…。そうしてエボシ様の爪の垢を煎じて飲ませてもらった後は、自分で収入の道を増やします。明日は有給なので幸い上司が火曜日からエボシ様になっててくれれば済むのですが、憎まれっ子世に憚り美味い飯を食ってますからね。グダグダ言ってないで自助努力しますよ…。

 

もう最近は「ナニモヤルキガデナイ」が口癖でパソコンでスクリーンセーバーの如くオキナワの動画とか無音で流しておいて客がうざいとチラッ…上司がうざいとチラッ…としたりひたすら沖縄本を買い集めたりひたすら沖縄料理テイクアウトしたりひたすら沖縄料理つくったりようするに沖縄病にかかることで生き延びています。ナニモヤルキガデナイがニライカナイに見えてきました。

 

そーーーおーーーよとびうおのアーチをくぐってーーーー宝島が見えるころなにも失わずにーーーー同じでーーーーいられると思うーーー人はよわいものよーーーとてもよわいものよーー(Coccoの強く儚い者たちを熱唱する)

 

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Cocco · 強く儚い者たち - YouTube