楽園の記憶
昨日は久しぶりに都内で約束があったので、コロナの影響で年に数着も買わなくなってしまいすっかり品薄となった洋服を無理矢理タンスから引っ張り出して常磐線に乗り込みました。そうしたらふっと車内で「この服、楽園に着てったやつヂャン…」
と要らぬことに気づいてしまい、そこから矢継ぎ早に楽園での痴態記憶を思い出してしまい、思わず車内でギャアァ~~~!!!と叫びそうになりました。
※楽園 Kindly find the below link.
まあ蘇ってくるわ、蘇ってくるわ、忘れ去っていた若き日の記憶が…私の脳みそはニワトリなので、不都合なことはスポーンっと忘れ去ってしまいます…楽園でキャッキャしていたことなんて、不都合な真実としてすっかり忘れていたよ…穴があったら入りたい…ないなら掘りたい…しかし、なぜなん…?なぜあんたはいつも真っすぐしっかり歩いてくれないのと、心の中でじぶんに文句をつけながら取手から日暮里に至るまで悶絶する。死のう。
でも、その反面、COVID-19に襲われる前のほんの一年半前まではこんな風にパーリーしてたんだなあ、と懐かしくなりました。みんなでワイワイセクシーダンサーと戯れてキャッキャッウフフ言ってるなんて、そうしてみると案外無邪気なものかも知れないぜ…。(笑) この世には生身の女の子に悪いことをするやつだって沢山要るからな。
っというわけで行きの車内ではここ数年の奇行を思い出して三途の川を渡りたくなったけど、昨日は久しぶりに友人と楽しく過ごせて良かったです。
三途の川と言えば!
私、実際に昨年渡りました。
今日は旅した先で出会った本物の楽園での記憶を振り返ります。
2020年はCOVID-19のおかげで強制的に僅かに更生したので、はぢめての原稿を書いてみたり、ひたすらGo to してました☆うふふ☆あと、主催の読書会ね。北は青森、南は沖縄まで。旅しに旅してましたね。
白神山地では青池を見ました。あまりの透明度で吸い込まれそうで怖いというか、時が完全に止まっていてシーラカンスとか住んでそうで、人間が入っちゃいけないところって感じがしましたよね…。恐山は、今日までに見たどんな西洋の景色よりインパクトがありました。まさに地獄と天国。こんな風景に出会ったら、特有の信仰が生まれるのも納得してしまう…。
青池~本当に青い。マジで青い。
続いて京都・奈良。
(青森から夜行バスで帰った足で青春切符で京都へ行くという狂気的なスケジュールだった多分もうできない)
そして美ヶ原!
天空に美術館があるのも圧巻だったけど、山の上にどこまでも広がる牧場が最も印象的だったな。
そして最後、沖縄!
(Philippinesみたい!!!)
私はU/S/Armyの仕事も担当しているで、沖縄のことはいつかしっかり向き合わないといけないなと感じていました。自分が何をしているか知りもせず、いつの間にか人を傷つける悪事に加担しているというのは、そこで暮らす人々を裏切っているというのは…とても恐ろしいことだから。そうしてあれこれ読んで泡盛で飲んだくれまくった後に、実際に行ってみたのですが…
FutenmaのBaseを初日に見に行った際、これを本当に日本と呼んでいいのか疑いたくなるほどAmericanizeされた景色に衝撃を受けました。
正直なところ、日本で暮らす「逆ホームシック」のような息苦しさを忘れて、すっかり向こうに帰ったような気になって懐かしんでしまった。なななななんて場所!外国だ、ここ、琉球王国なんだ…。
そうして思いっきり観光客として沖縄からtakeしている反面、知れば知るほどどうにも安易な答えが出せなくなる、悲惨で複雑な歴史。ひめゆりの塔に行った後なんて、もう今日にでもこんな仕事辞めちまおうと一瞬emotionalにならなかったと言ったら嘘ですが、Americanizeされた異国風の景色にすっかり救われてしまったのも事実で、なんとあさましく小さな人間か…。それでも、夜の沖縄の南国の空気に当たっているともうどうにも懐かしくてホッとして、泣きそうになってしまったね。前世はあったかい島国暮らしだったのか?
頭狂ったんかって勢いで旅をした昨年。各地で出会った楽園の記憶に、しっかり支えられております。今年も蒸発するフォオオオオ!!!!!!
最後のクラス
私の大学は1 Term=9 weeksで構成されていて、毎週水曜日(GMT-5: アメリカ東部)に始まります。大体こっちの木曜14:00に向こうの日付が変わって"水曜日"になるので、提出期日を間違えないように注意が必要です。昨日、遂に最後のUnitがアップされて、Final Examのinstructionが公開されました。早いもので、もう最後の課題。早速明朝にスーパーやっつけ仕事で提出。解放!バイバイ!
さて、オンライン留学の試験はProctor U (Please find below link!)という外部機関が担当していて、彼らにオンライン試験官役を務めてもらうのですが、これが結構曲者のようだ。
当然試験官は英語しか通じないし、必死に問題に向かっているときに「What are you fuxxing looking man, haaan?!?!(なに見てんだクソったれ)」的な筋違いな突っ込みを入れられてかき乱されたり(試験官はそんなばっちい言葉使いません)、そもそも仕組みが複雑で手間取ったりするみたい。やだねー。でも、この仕組みを英検やTOEICエトセトラに導入してくれたら自宅からポンポン検定を受けられるわけで、メリットあると思う。というか、恐らく各国ではどんどん導入が進むのだろう。…そう、日本以外の各国では…。
そのFinal Examですが、生徒の自学用に公開されている過去問チックなものを解いてみました。その結果は…
70
tenn.。。。。。
ジーザス。
もしかしてやばいかな~?ギリギリかな~?ウフフフフゥ~!ほとんど確信ないまま解いてたからね~!ってことは、当日はもっと低くなるよね~!…ということで、今度はじっくりやり直し。ちなみに、試験内容は読解が中心で、Abstract(論文の概要だね)やOnline articleを読んで解きます。下記は実際に出た記事です。
(The use of fictionですね、おススメ...共感しない本好きはいないと思う。)
(Mama~~~~この人何言ってるか分かんないよ~~~~)
さて、二回目のスコアはどうか?
Here we go☆
Oh.....Watashi wa Perfect........
…じゃないんだな、これが…。
まず、回答時間をご覧くださいませ…。80分与えられている試験の回答時間が、10分。そんなワケありませんね。そんなわけない。これはねえ…全然理解・納得してないのに答えを覚えちゃったパターンなんですねえ…でも1ミリも納得してないんですよねえ…どうしたら良いの…私…どうしたら良いの…。50点とれば受かるからきっとLordが私をお守り下さると信じてる…。
ちゃんと落ちたら落ちたでここで正直なご報告と説得力半端ない言い訳を公開しますから、ご安心くださいね☆Carry on!!
畑はじめました
ドン要因の不要な忙しさ、残業が続いてため息をついているここ数日。先月庭に突如として出現した畑(ある日突然「おーい、畑作ったぞ~」と言われ、遂にうちのオヤジもボケたかと思って庭にでたら本当にできていた。アンビリバボー。)のおかげで、すっかり園芸にはまっています。まさか生きてて花植えて愛でる日が来るとは思わなかった。
いざ種をまいて次の日に何かが起きるのを心待ちにするようになると、これがもう楽しくて仕方がない。肥料まく。耕す。石灰まく。耕す。朝起きて、畑に直行。生ごみ放り投げる。耕す。水やる。昼休憩、如雨露を抱えて畑。水をやる。眺める。ひたすら眺める。ボス、きらい…外国メーカー、きらい…お嫁さんになりたい…(20歳くらい年上の女性の)。日に照らされた緑が光っている。
最初にまいたミニトマト、オクラ、ナス、ネギ、レモンばームの4種類は手ごわくて、なっかなか芽が出なかったのでなんでみんな死んでしまったん…?と思ったものの、1~2週間すると小さい子がぴょこっと出始めた。ありより小さい。目をこらさないと見逃すレベルの小ささ。ゴマくらい。きゃわうぃぃ。
しかし、これが2~3週間目になるとワラワラ出てくる。まいた記憶のないところからワラワラ顔を出してくる。一度芽を出し始めると、ほんの半日見なかっただけで変化がある。色が変わる!サイズも変わる!ほんの一日で芽がしっかり野菜の原型に変わっていることすらある。この変化の速さは誠に衝撃である。水とお日様だけですくすく育つ彼らを見ていると、なかなか感動する。生命の神秘。なんなら多肉植物は水すらなくてもすくすく生きている。つよい。
部屋には多肉植物を置き始めた。
おっぱいの置物は私が買ったんじゃないのよ、マミーよ。マミーの趣味よ。
小松菜の発芽率は半端じゃない。土をメリメリ持ち上げて虫のごとくわいてくる。思わずギャーーーーーーーーーー!って言いそうになった。
夏になったら畑は鮮やかな緑色で染まるのかな。収穫が楽しみ。
血なまぐさき外資の世界
まったく超速で申し訳ないのですが、JUGEMではモバイルからアクセスした際に記事が分割表示されてしまって閲覧性がチョ~悪かったため、はてなブログに出戻りしました。
相も変わらずトラブル続きで、不良は見つけちゃうわ、進んでた案件を土台からひっくり返すような連絡が来るわ、もう猫を吸うのが止まらない。猫を吸わないとやってられない。猫かわいい。ヨメちゃん大好き。(私は何かある度にウォォォォンヨメチャアアアアン!と泣きながら顔を埋めに行きます。テレワークの特権です。ちなみにそれを超えて絶望すると庭の畑に出て新芽を眺め始めます。アーメン。)
今日は突然ドン(ボスとかドンとかカポとか言いますが要するに偉い人です)から電話がかかってきて、突然「Result(売上結果)に載ってないInvoice(請求書)はあるの?載ってないのあった?じゃあそれ、いつのForecast(毎月の売り上げ予測)に入れ直したの?」
…的な、まさしく鬼電が来ました。さっぱりなんのことやらって話でしょうけど、これは要するにこれまで80%程度のクオリティーでOKと皆の衆が流してきた業務について、さらに上の者(US本社)から指摘を受けてしまったが故に偉い人が突然心配し始めて130%の勢いで部下をツメるという最悪のパターンであります。心の美しい我々下々の者はこの事態を真に受けてしまうので、「も、もももも申し訳ございませんッ!わたくしに間違いがございましたッ!明日から心を入れ替えて働かせていただきたく存じます!」と平身低頭謝らなければならない羽目に陥っているという次第でございます。(でも、今まで80%でOKにしてきたのは、組織なのよね。仕事って全部130%でやらないし必ず暗黙のグレーがあるじゃん。)
とはいえ、自身のAccounting Sectionに対する理解とクオリティに非常に不安を覚えつつ反省したので、「正直な質問ですがどうされておりますか」、と女・ドンをはじめとする強すぎる女子たち(客から猛獣って呼ばれてるらしいよ)の群れに確認いたしました。なんと「すみませんじゃないよ、クリアにしちゃおう!」と暖かに受け止め、確認タイムを作ってくれました。結果的に80%でOKは共通認識でしたね。毎日大変だけど、社風も社員さんも好きです。おかげでなんとかやれてます。
前置きが長すぎましたが、こちらのブログは上記のような緩すぎるノリで留学・貿易・たまに好きな音楽を紹介がてら和訳・趣味の畑と家庭菜園のニョキニョキ新芽自慢などを中心に運営される予定!はてなブログになって早速カテゴリを4つ作ってみたぞ。
さて、我らが血なまぐさき貿易の世界では、Incotermsと呼ばれる仕切り条件を共有しています。これは国際条約でもなんでもなくただの規約なのですが、世界のどの国・業界でもこの共通認識の元取引を行うという絶対的な役割をもっています。この魑魅魍魎の世界で唯一絶対無敵のルールです。
なんでそんなもん必要なの?と言うと、取引上の責任、見積もり範囲をクリアにするためなんですよね。例えばある日外国からポンと見積もりが届いたとして、送料はどうなの?うちまで送ってくれるの?それともこっちが引き取りにいかなくちゃいけないの?…って、この辺りが見積もりから明確に判断できなければ、困っちゃいますよね。そこで通常、書類にはIncoterms(またはそれに準ずる説明)を明記し合うわけですね。そこでわっちがtypicalなタームズをズバッと紹介すると!
D.D.P.=俺がお前のところまで送ってやるし税もすべて払ってやるよ
Ex-Works=お前が工場から貨物をひきとれ梱包だけはしてやる
F.C.A=空港とかまでは送ってやるよ 飛行機代は払わねーぞ
って感じです♡うふふ♡
雑だって?しかし、この言い方、あながち間違ってもないのです。何故なら、Incotermsの存在意義には「責任がいつ買い手に転移するか」明確にするというものがあるから。
例えば、くそったれ外国メーカーから届いた商品が例にもれずぶっ壊れてたとするじゃないですか。お前らまた不良品送りやがったなと急いで外国メーカーに確認すると、「No No~~!! 俺たちちゃんと検査したし証拠の製品写真もあるYo~~!!運んでるときに壊れたんじゃないの~‼」って話になったとする。
さて、これはどっちの責任?
という話になります。
こういう場合、もしもこの取引がD.D.P.=俺がお前のところまで送ってやるし税もすべて払ってやるよだった場合、輸送をメーカーが担当しますから、輸送中の破損の責任は外国メーカーにあるということになりますね。その反対にEx-Works=お前が工場から貨物をひきとれ梱包だけはしてやるだった場合には、輸送を担当したのはこちら側ですから輸送中の事故はこっちの責任になるのです!
ヤンキー流用語解説終了。
今日はそんな感じでございました。