Enter The Void

最近はジャズとちひろさんに夢中です。

Telephone Conference

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早いもので、最初の記事を投稿してからもう一月経ってしまうのですね。

 

国際的な仕事に関心のある方にとってはちょっとした人生のtipに、そして、まったくそんなもんに関心の無い方にとっては新鮮な暇つぶしになる様な記事を書くことを目標にこのブログを始めたのですが、ま~あ単位は落とすわ、続いて調べた国内MBA孫氏の兵法を未だにありがたがっているという事実に涙がちょちょぎれるわで…最早完全に好き勝手劇場になっておりますね。うっふん♡

 

しかし…私もこのInternational business fieldに入ってかれこれ四年目となり、非日常が日常と化してきております。何が日系で働く多くの皆さんにとって新鮮な外資ネタなのか、判断する日本人としての一般常識が若干欠如してきた気がしてなりません…。オーマイガー。

 

 

さて、本日ですが、遂にわたくしもTeamsデヴューを果たしざるを得ない羽目に陥りました。それも、いきなり韓国人とインド人の間に入って…。What a hell.

www.microsoft.com

 

(割と地獄のサンドイッチだと思う)

 

今朝、恒例のインド人がけたたましく「Ah~~~I would like to have a meeting with the maker to fix the requirements as it takes long time for technical clarification~~~」と失礼極まりない電話をかけてきて、(赤字部分重要。赤字部分いつだって君のせい!赤字部分ry)「It would be great if I could talk with them directory today, because I have to complete the official specification by this week」(超訳:恐れ入りますが今週中に正式に仕様書を発行する必要があります為、本日メーカー殿と会議ができれば誠に幸甚でございます。)と続けるので、快諾しました。

 

 

元々はメーカーと彼が直接話せるようにすれば済む話だったのですが、恒例のドンの

無茶ぶりで「16:00からなら出られるからTeamsでみんなで話しませんか」とクッソ余分な指示を出してきやがったとご要望がございましたので、よけいな仕事増やしやがってお前はいつも本当にチクショウと怨念を唱えながら恐怖のインド人と韓国人によるサンドイッチMTをアレンジしざるを得なかったわけです。

 

勿論、彼は「任せた☆」と一言言って出ませんでした( ^^) Kill you☆☆

 

 

 

社内では通常Skypeを用いているし、個人的に主催している読書会でもSkypeを愛用して一年経つ為、私はSkypeの申し子を自認しているほどSkypeが大好きなのですが…世間は刻一刻と、Teamsへ移行中。あんなん何が便利なのかな~invitation送る時も日本語しか対応してないしさー。外国の人困っちゃうじゃんー。そうしてブーブー文句を垂れながらなんとかTeamsの招待を送ったところで、肝心のMTがスタート。

 

いや~それはもう、酷かったヨ…(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

メールと違って相手を100%拘束しているのだから、通常口頭で急ぎ確認する必要のあることだけをpick upして整理して話す努力をすると思うのですが、流石インド人の彼、PDFのTabをずらーーっと開いて待ち構えているじゃありませんか。ンマー……You それ全部Confirmするつもり…。案の定、一から十まで虱潰しに聞き始めましたよ。イ、インド人ってやつは…。

 

しかし、Engineerでもなんでもない只の無学な商社マンである私は、ドヤ顔で「Sirs, fully appriciate taking your time today♡」とか言って司会を気取ってあとは放置である。ほんま何の為に存在してるんやろうな。嬉しくない置物かな。ドヤ顔でたまにAh haa---???とだけ言うしな。事情に精通したフリな。フリ。

 

そう、これがわたくしが入社して以来存在し続ける商社の悩みなのです。

 

商社というのはものを作っておりません。それじゃあ一体何のために存在しているのか、何故会社と会社の間に挟まっているのか…。MFRや納品先にとって、我々の存在意義が無くなってしまうことも、やっぱりあるのです。例えば上司と一緒に出張なんかすると、喋っているのは海外MFRさん。ほ~らお前ら働けとばかりにふんぞり返っている上司。私たちの価値って、意味って、なんなんだろう。なんなんだろう…。今は私なりにほんの少し答えを持てるようになりましたが、やっぱり時々、空気に値段つけて売ってるような、虚しい仕事の様な気がしちゃうこともあるんだよなあ。はるを。

 

 

…とか言って真面目に逡巡する反面、遂に私もアレンジするだけして喋らせてドヤ顔している一人前の弊社社員になっちまったか…と悲哀と喜びを感じた一日でした。

 

ああ、英語頑張ろ。