痛い目みやがれ

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Liquidated damages、通称「リキダメ」と呼ばれるものがある。ざっくばらんに言えば不手際に対する損害賠償金のことで、私の業界では納期遅延に対してごく稀に発生します。つい先日、注文書ひとつ切れないお客様から突如「実は遅れたら一日ごとに俺たち200万請求されるんだよね」と言われて真っ青になったことがある。そして、現在進行形の案件では1500万…せん、ごひゃくまん…。

 

そうして暇人の私は客先大手のずさんな管理体制に対してこうしてモノ申してやりたくなったのです。

 

大手だと契約書がきちんと英語で書かれていることも多く、小さなウンザリするアルファベットの羅列の中にちゃっかり賠償金が定義されていることがある。幸い義理人情の非契約社会の日本ではそう簡単に金銭を請求されることはないようですが(たぶん)、相手が外資となればもう杓子定規に1理屈、2理屈、3理屈ですので、そうはいきません…。客先の契約手は中国。そして今回、せんごひゃくまんのリキダメの話が襲い掛かってきたというわけです。

 

私たちの業界では図面を引いてひとつひとつマシンを作って売買することが多いので、何をもって正しい完成品とするか、制作前に互いに約束し合う必要があります。それが図面の承認、いわば準・契約書の役割です。

 

しかし!私のある客先は常々制作に20週間かかる製品の図面を納期の4週間前に承認しておいて「お前ら急げ」ってことを平気でしてくるのです!それで今回、晴れて1500万の賠償金を請求される羽目になって「助けてください」って言ってきてるわけ。ざまみな~~!!!!ばっかだよね~!キャハハ!!

 

今回は案件をholdしたのは彼らの方でメーカー側はSpeedyでしたから、我々に落ち度は一切ありません。リキダメを怖がって納期をコントロールしたいのであれば、制作納期を短縮するよう発注元に責任を放り投げるのではなく、図面承認前のフローからきちんとスピード管理する方が勝機が高いですよね。制作開始が遅れるようなずさんな仕事をしている内部の人を管理ないのは信じがたい怠慢です。

 

ですので、今回は私も高笑いが止まりません!流石に1500万円支払う羽目になれば彼らも内部のダメな社員をコントロールしてプロジェクト全体の進捗管理をする仕組みを考えるしかないでしょうから、多少今後のやり方が改善されるかも知れません。

 

あっ甘いこと言いました。希望的観測でした。日系のスピード感ではそうそう改善は難しいよね知ってる…。ただね、ざまーみろ死ぬほど痛い目みやがれウンコと言ってやりたい。

 

あ~ほんと明日朝起きたら上司がエボシ様になってないかな…わたし優秀な女の人についていきたいです…。そうしてエボシ様の爪の垢を煎じて飲ませてもらった後は、自分で収入の道を増やします。明日は有給なので幸い上司が火曜日からエボシ様になっててくれれば済むのですが、憎まれっ子世に憚り美味い飯を食ってますからね。グダグダ言ってないで自助努力しますよ…。

 

もう最近は「ナニモヤルキガデナイ」が口癖でパソコンでスクリーンセーバーの如くオキナワの動画とか無音で流しておいて客がうざいとチラッ…上司がうざいとチラッ…としたりひたすら沖縄本を買い集めたりひたすら沖縄料理テイクアウトしたりひたすら沖縄料理つくったりようするに沖縄病にかかることで生き延びています。ナニモヤルキガデナイがニライカナイに見えてきました。

 

そーーーおーーーよとびうおのアーチをくぐってーーーー宝島が見えるころなにも失わずにーーーー同じでーーーーいられると思うーーー人はよわいものよーーーとてもよわいものよーー(Coccoの強く儚い者たちを熱唱する)

 

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