軍のなかへ

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出張で遂に軍の中に入ってきました。

 

Misawaは秋のしんとした空気が似合うモダンな街で、軍を擁する街にありがちなド派手な海外色満載な看板は控え目。USというよりはEUと言った方が宜しい雰囲気でした。素敵な街、素敵なお客様だったわ。同じ青森でも、弘前はかつて積極的に蘭学を取り入れて西洋化を目指した歴史があるせいかしら…それこそ温故知新で上手に古い建物の中に新しい個人経営店を入れて、そこにばっちり夜の風俗店も混在していて、まさしくEU風の街づくりを垣間見れる気がします。東北にあんなカルチャーの大都市があるんだ~って何回行っても外国に行ったみたいな嬉しい衝撃がある。やばい。好き。もう人生勉強と思って盛岡と弘前には毎月行きたいよ。比較すると、Misawaは空港はあるけれどもう少し郊外の静かな空気。ああ~どっちも良いですね~。っていうか青森ラブ~。何より海鮮が信じられないくらい安くて美味いよね。なんで高級ウニがすうせんえんなの…?みたいな。そして銭湯が☆SPA☆と西洋風のデザインになっていたのには思わず笑いました。(中身ばっちり日本の銭湯なのに…。)

 

さて、軍の内部に入るには厳格なID申請が必要で、発行センター途轍もない混み具合。どこからどう見ても山谷の飯場か清掃センターにいるアニキにしか見えない(同郷の親しみを込めてる)おっちゃんが英語ぺらっっっぺらで目が点になったりして刺激的だった…世界の多様さを思い知った…。「凄いよ。基地の中はUSAそのものだよ。」と聞いていたので期待で胸がはちきれそうだったのですが、やはり東北の小さなBaseの所為か、内部は特別なことなく落ち着いていましたね~。Okinawaの規模感は段違いだそうですね。心中複雑だけど。

 

米国占領時代、Okinawaの基地は「太平洋のはきだめ」と呼ばれていたのだそうです。四則計算ができないような兵隊さんが左遷される場所で優秀な将校さんなんて来ないから、乱暴に権威を振りかざすことには熱心で民主主義や共栄を考えることなどできない人々が権力を牛耳っていた。そのことが皮肉にも戦後生き延びることに必死なOkinawaの人々に幸いして、娼婦をちょこっと紹介すればいくらでも軍用品を手に入れることができるという隙だらけの環境を生んだんだよね。そうしてOkinawaの人々は戦利品を闇や台湾・香港に横流しして、密貿易や闇市が驚異的な勢いで発展していく。それがのちの国際通りや公設市場の発展へと繋がっていったというのですが…。

 

なんでこんなことを振り返ったかと言いますと、わたくしが今回Misawaで見かけた大勢の外国人たちは皆どこかうらぶれてスレていました。思わず「日本海のはきだめ」と言う言葉を思い浮かべてしまう。小さな東北の基地に飛ばされた彼ら…鬱屈としているのかな?女も子ども生気がなくて、一枚も二枚も世界から浮いて投げ捨てられているかのようでした。Okinawaで垣間見た世界とは雲泥の差があった。随分率直な言い方をしましたが、それが結構衝撃だったのでした。幸福の二文字の難しさ。遠さ。

 

いよいよヤメ…ハラ…?をくらいそう&職務経歴書をぼちぼち書き始めた最近の私でした。

理想は一年半後の退職だけど、もう、本当にその時がきたらエイヤーで覚悟をきめるしかありませんね。もう何度もボーダーラインを越えてしまった人生ですから、もう人様の引いた道は忘れて自分の手でオリジナルで生きるしかないぞ、と、安い安心や他人の評価なんて捨てちまえ、と覚悟を決めるしかないところがございます。おほほほ…。

 

わたしエボシ様と結婚したいです。