How far I'll go

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You live only once. 通称YOLO。Age is just number以上に留学先で良く耳にした有名なフレーズだ。遂に本日"三十路"の大台に乗って、今朝は読書会の参加者さんや海外から届く嬉しいお祝いのメッセージに返事を書きながらこの言葉を思い出していました。

 

昨日は実に久しぶりの出社。

新しく大きな軍のProjectに入ってしまったので、わざわざグリーン車に乗って早朝からパソコンをぱちぱちやりながら二十代最後の一日を過ごしました。

 

YOLO.  あの頃、私は英語に、そして長旅の果てに出会った素敵な大人たちの集まる外国の会社の仕事に、しっかり恋をしていました。思えばその恋は深く、それなりに長かったからこそ、ようやく掴んだ貴重な縁に少しずつ不協和音が響き始め、遂に袂を分かつべきと確信を得るまでに至る過程がどれだけ苦しかったとしても、驚きませんな。かつてはあんなに夢中で愛していたのだから、齟齬がひとつひとつ明らかになっていく過程はとてもつらい。だけど。

 

Great experienceだったな。

 

本当にそう思います。

連休明けてメールを開いてみると勝手に朝一番の国際会議が組まれていて、アクセスしたらいきなり外国メーカーの顔が映っていて発狂しそうになりました。私はこういうことひとつとっても雑で傲慢な会社の(男性の)姿勢は許容できなくて、もう折り合えないのですが、確かにここは語学留学から帰っただけの英語のできない不良債権の女が掴める最大の世界、ビジネスチャンスだっただろうと心から思います。よく受かったしもったよね。出世。単順に仕事の規模感だけで言えば、今後のキャリアで中々これ以上の大きさは望めないと思います。

 

でもね、近頃遂に海外メーカーさんが弊社を見限り始めているんだよね。

日本と海外では流通の仕組みがやっぱり違って、distributor制度がある。

日本ではお客様は神様だから売り手が仕事・顧客を上から選ぶことってそんなに多くはないと思うのだけど、世界は逆なの。売り手が凄く強くて、取引させてくださいの世界。金にならないところ、ライセンスのないところとはまともに取引しませーんって感じ。

 

信頼やメリットがあってようやく外国人から多少ましな対応がでてくるし、価格がでてくる。つまり、このライセンスが無ければ実質商社は存続不可能。良い対応と値段引き出せなかったら、競争に勝てないじゃん?

 

それが遂に、あっちの理屈を分かっている弊社が、弊社ですら、もうあんたら、日本の顧客なんていりませーん、金にならないくせにうざいでーす、僕らは奴隷じゃありませーんと見限られようとしている。それほどに日本社会のやり方は異常で旧弊だということをここで皆様に声を大にして言いたい。世の中無料のものなんてないのに、特に相手の人件費に対してコスト意識がまったくない。お客は神様だから頼めばなんでもやってもらえると思っている。挙句の果てに無知ときたもんだ…これじゃ一体世界はどう日本人をリスペクトして取引するんでしょう。日本と世界には深い深い断絶があります。もうハッキリ言って、本当にアホかと思うことばかりですね…。日本の顧客は見限られて困ればいいのにと私も思いますよ。心にちょんまげ生えてるよ。

 

まあ、この裏を返せば100円の商品でも真剣に完璧にやろうとしてくれる特殊な国が日本ってことなんだろうなあ。日本はデフレ地獄だよね。ハイクオリティ・ロー賃金。

 

そんなこんなで私の二十代の恋が終わり、三十代でもっと良い恋が待っているといいな~と思う近頃でした。あまり成長したなあ、満足満足!という感覚もないんだけど、ま…身分不相応のgreat experience....だったよね…と思いながらこれを書きました…。

 

起きたら上司がエボシ様になってないかな優秀な女の人の言うことなら大人しく聞くし多少は滅私奉公しても良いんだけどな…と毎日不届きなことを思ってる。そしてひたすら料理にはまっている。早く五十代の女の人に拾われたい。