私は今ドアに穴が開いたホテルで洗濯物が洗い上がるのを待つという苦渋の時間を過ごしています。予報では旅行二日目は雨。到着初日は綺麗に晴れていたので、二時過ぎにホテルに着いた後に少し無理をしてCamp Hansen前・金武の新開地へ行ってきました。ノスタルジックでアメリカンな街並みを期待して行ったのですが、そもそも日本人が殆どいない異様な空気感と何処かスレた夜の街の空気にあてられて早々キングタコスを買ってコザに引き返してしまいました。
しかしKadena baseのお膝元であるコザこそまさしく異国情緒溢れる荒んだナイトエリアで初日はなんだか落ち着かないというね....。軍用にカスタマイズされた街は、Okinawaの裏の顔ですよね。
しかし、折角だからとあの有名行列店のキングタコスで二種類買って吃驚。スーパーアメリカンサイズ!!二食タコスを食い続ける羽目になりました。決して真似しないでね。
さて、私は軍をなぞることからOkinawa旅行を始めたのですが、これで大体見終わりました。Fin.そしてやっとリゾート地としての沖縄、楽しい沖縄を見たいと思うようになってきました。
結局、何度実際に足を運んでBaseを見ても、自分が美しい島であの凶々しい存在感を放ったmilitaryに関わっているという実感は湧かないままだった。スタートラインでは、確かに自分の仕事の是非を問いたい思いもあった筈なのだけど。確かに島は軍と共に生きてきたことを痛感せざるを得なかったし。
さて、二日目。ざっくり言うと真栄田、琉球村、カデナ、コザ観光をしていました。色々あった筈なのに、ハイライトはおばぁ手作りマスクがアメリカンサイズ過ぎたことと糸くずがモリモリ入りっぱなしだったこと。
おばぁどんだけ顔でかい人向けに作ったの??本土の人はうるさいからね....早く取り下げないと苦情くるよ....おばぁ.....
そしてホテル近くの怪しげなバーみたいな定食屋が美味すぎて朝夜通ったこと。ポールダンスのポールついてない?チャンプルー食べながら見るの?
おかしいだろ....定食屋が何故青いんだ....
真面目な話、かつてmilitary向けのAサインバーだったのかも知れませんね。
ついつい何かの度に自分が行った国を重ねて見てしまうのはサガなのでしょうが、それにしても北上する過程の住居や自然は私が地中海で見たものそのものに思えて、同じ国を旅している筈なのに海外に帰ってきたかのよう。
マルタの漁村や、シチリアの郊外など...公平に見てもかなり似てると思うんだけど、他の人がどう思うか聞いてみたい。