Enter The Void

最近はジャズとちひろさんに夢中です。

エイプリルフールであって欲しい

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書きすぎやろって感じだけど、せっかくの4月1日なので書くことにした。

 

某ローカル線にプリウスがツッコんで炎上した翌日、私は週に一回の出社日でした。なんと運がないことか、またその翌日は朝6:00からオンライン試験…。頼みの綱の常磐線はdeadなので、別ルートで出社すべく茨城、栃木、埼玉を跨いで港区へ。ただただ通勤する為だけによもや三県を跨ぐとは…最早ホラーである。(ちなみに+1時間 同金額で行けた。)

 

帰りのグリーン車で大学が公開していた試験問題を泣く泣く解く。世知辛い。レモンサワー飲んだ。そうまでして臨んだ初めてのProctored 試験でしたが、結果はあえなく敗退でございました☆

 

 

 

 

 

わーーー!エイプリルフールだったらよかったのにーーーー!人生で初めて単位を落としたわーーーーー!

 

直前までイマイチ仕組みが掴めないまま臨んだProctor試験。

結果はどうあれ、かなり新鮮な体験でございました。

当日試験時間になってプロクターに接続すると、音声でパソコンを持ち上げて!イエスマム。歩いて!イエスマム。戻って!イエスマム。鏡の前に行って!イエスマム。戻って!戻って!戻るの!!!Should back! 

 

…と指示が飛んでくる。試験官に動作・試験環境をテストされながら、無事試験を始めることができるのか気が気じゃなかったよね。ようやく一通りのチェックが終わってテスト画面へログインすると、なんと画面に現れたのはOxfordの文字に、まるで覚えのない試験名称。

 

 

Oxford........??????????? 

 

 

いつの間にそんな大出世したんだ私は。

ピーポー大なんですけど!!!私たかだかピーポー大なんですけど!!!!!と大混乱です。しかし、他に選択肢がなかったのでそのままクリックして進むと、始まった試験は大学で公開されていたFinal Exam Quizに掠りもしない、まったく無関係の問題。Whaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaat?!?!?!??!ともう、この時点でパニックでした。ちなみにこの間も試験官は画面越しに私を見張っている。まあ笑えたと思う。

 

そして、お決まりの展開ですが、寝ぼけた妹がリスニング中に乱入…「もう終わったの?」察しが悪い彼女は私がキレて机をバンバン叩いてテスト中だということを知らせてもまだぼけ~っと部屋を往復している。このクソビッチめ銃があったら撃ってやりたい。私が試験官なら画面の向こうで大笑いしてる。

 

まあ、そんな感じでございました!

人生経験は2mmくらい伸びた気がするし姉妹絶好の危機だし人生の経験は2mmくらい伸びた気がするしお金だけかかってとても疲れた。(最後本音もれてますけど…)

 

電車のなかで試験結果通知を見たときは、オ~!チッ!って思わず天を仰ぎました。必要な点数70のうちの69を授業でとっていたので、いいじゃん1点とれてれば合格でーーー!!と、ついついこれまでにコースにかけた労力を惜しむ気持ちがわいてきてしまう。授業に関係のない試験でぽしゃってしまうと、すべてが無になる…なんだか納得できないよぉ~実力不足だったのは間違いないけどさあ~!( ノД`)

 

あまりの悲しみで思わず上野を降りた瞬間浅草ロック座に駆け込みそうになり、心の中で天使と悪魔が戦争を始めた。

 

悪魔「さあ…ストリップ劇場に行きなさい…ライトに照らされた美しい肢体があなたを待っている…」

天使「ダメよ!ダメダメ!卒業したの!更正したの!真人間なの!」

悪魔「そうすればエロスとあたたかな時間があなたを待ってる…」

天使「ダメよ!ダメダメ!商売の女性はあなた傷つけるダメダメ!」

 

 

そう、劇場に行って踊り子さんの写真を撮ると、後ろ側にびっちりかわいい文字でメッセージをくれた。私は踊り子さんとオンラインで相互だったので、1年に2回はひどく寝込んで買い物もいけなくなる様子を見ていてくれた彼女は、「いつも体調心配しています。24時間拘束されている身だけどかけつけたい気持ちだよ」と書いてくれたことを、覚えている。

 

その瞬間は涙がでるほど嬉しかったけれど、後々そういった言葉こそが深い苦しみの源泉になった。私は馬鹿だから慕っている女の人の言葉を正面から受けてしまう。こうしてお金で買う偽りのやさしさにすがる自分では、いけない。卒業しなくちゃ、と思ったのだ。

 

 

 

 

心の中で天使が勝ち、私は無事出社した。

 

落ち込んでいた帰り道にボスに飲みに誘われ、色々な話を聞いて小さな挫折が占める心のスペースはなくなった。

 

「君が王手を打てばいい。君の行き着く先はリーダーになることだろ、俺たちなんだろ。この会社に何倍も稼いでる男はいる。でも性別なんで関係ない、そこを目指して一緒に頑張ろうよ!俺は別の人にはなれない、君も君にしかなれない、初めから一度もほかの人になれなんて望んでないよ。君にしかない魅力で働けばいい!」

 

 

ボスはすごい。無口で偏屈だけど熱い人。好き。

 

そんなこんなで、負けず嫌いは封印して大学を数か月leaveし、別の方法での学びに集中することに!それはまた次回!adious!