Enter The Void

最近はジャズとちひろさんに夢中です。

退院後

 

気づけば退院からひと月。酷い偏食や食欲不振、強い副作用に悩まされていた最初の数週間からようやく少しずつ立ち直ってきたところです…人の体って凄いな~あれだけ酷い状態だったのに、ものの数週間でキレイさっぱり治っちゃうんだもの…。(症状はなんだかんだあっても、検査上はすっかり健康体のようです)普通に美味しく食べられて、たまには普通に飲んで。そんな当たり前の幸せが当たり前でないことを痛感する。いつも胃がムカムカして、いつ吐くのか怖がるような生活は嫌なもんだ。※ここ数日はあ…激辛インドカレー大量に食いてえな…と思うくらいには元気です。なんなら童心に還ってケロック食べてます。

 

そんな退院後、リハビリがてら何故か食品衛生責任者の講義を受けはじめて、本日ようやく終了しました…もう、完全なしゅみ。(笑)何か前向きに時間をつかうきっかけ、気分転換、リスタートのきっかけを求めていたのです。自分をすり減らす責務じゃなくて、内側からわくわくするようなことね。並行して食生活アドバイザーや貿易関連なんかもボチボチやってる最近。力まず学ぶこと自体を楽しむようにしています。

 

「ほーれこれで家で珈琲売ってもいいぞ」とふざけて家族をけしかけていたら、今日は父から「二百万やるから改築しろよ輸入雑貨でもやったら」と本気で世迷いごとをほざき始めたので馬鹿言うんじゃないよ!こんなボロ屋に誰が来るか!と思いました。というか、下降一直線の経済状況で、B to Cの輸入業は特に厳しいと思うよね。私が憧れている輸入食品業も。ちょっとした嗜好品って真っ先に手がでなくなるよね。可処分所得どこ?円安すぎじゃ?海外旅行?夢のまた夢~って感じてしょう、この国…。

 

入院中の、急速に下界が遠のいてある種聖域に隔離されているような感覚が懐かしい。教会に似ているのかも。ああして管に繋がれていると、真剣に悩んでいた筈の事が如何にどうでも良いことだったか...。ただ身体が持ち直すことだけを目指す日々。私は人生の強制終了ボタンと言うか、緊急停止ボタンを、あまりにも無茶な形で押したのだろう。恐らく、三十年間の清算か、軌道修正の為に…。しかし、じっくりと入院するという貴重な体験ができたこと自体「兎に角仕事の心配は忘れて先輩たちを頼りなさい!」と休ませてくれた寛大な会社のおかげ様!入院で得たものを、天からの贈り物とは思っていません。支えてくれた医療従事者の方や家族、会社の仲間が、実際に、幸運にも与えてくれた貴重な機会だったと感じています。

 

来週はいよいよ友人数名でストからのホ〇ト初回荒らしだ…まるで大人の社会科見学会だな…。偏食な上に酒が嫌いになってしまったから、ちょっと人と外に出るのは不安だけど、まあ元の体質が強いからなんとかなるだろう…。一昔前のホス狂って凄い武闘派で、飲んで荒れて鏡月で男をぶん殴ってたらしい。大人しく殴られて貢いでるよりいいね。(よくない)しかし今も昔も凄い世界だ…。