Enter The Void

最近はジャズとちひろさんに夢中です。

Self Care

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怪我炎症に悩まされし一か月で生きた心地がしませんでした…解放された今日、一か月ぶりに娑婆の空気を吸った気分ですよ。ベッドに転がってネットフリックスを見てアグレッシブ列子を見るだけの土日…。週が明ければ襲い掛かる重い業務…ぎゃーーー。

 

不幸の始まりはささくれでした。気になってべりっとやったことをきっかけに、爪周りが炎症する「ひょうそ」とやらになってしまったらしい。見た目はなんちゃないのに、痛いのなんのって…ちょっと触れただけであーーーーーーーっと叫びたくなるくらいの痛みが奔る日々…。毎日アロエを塗ったりターメリックを塗ったり抗生剤を塗ったりはちみつを塗ったり思いつく限りのことをし、そろそろ痒みに変わってきたかしらという頃にジムでダンベルを挙げたら突如患部が破裂して解放された。ありがとうダンベル。ようやく健常な日々・娑婆へリターンだ。

 

…と思いきや、今度は足をやってしまう。あれよあれよという間に腫れあがってゴルフボール三個飼っているような状態になり、歩く、座る、しゃがむといった日常動作に激痛が伴うようになる…。骨折も病気も人並みにやってきたつもりですが、今まで経験した痛みの中で最もつらかったですぅ…。生活に支障が出まくりましたからな…。

 

痛くて座れない時には「どうしてこんな目にあわなきゃいけないの!!!!!」と思わずキレてしまいましたね…。そんな私の体をヨメヨメが踏んづけて足元で寝始める。痛くて動けない私は吸うこともナデナデすることもできない。まったく冷酷な女である。

 

しかも最悪のタイミングで先日Swedenからの貨物がトラブルで取引先のオフィスに着いてしまって、彼らのオフィスを使って取引先とMTをしたり、出荷作業をしなければならなくなってしまった…。どうしても歩けるようにならない…そうでないと動きが不自然過ぎて「ちーっす!もしかして痔っすか」的な疑いをかけられてしまう…嫌だ…やばい…

 

もうこうなったら仕方がないメスでも針でも受け入れようと腹をくくって病院の予約したところで!ひっくり返ってベッドで働いている時に無事勝手に患部が破裂したらしく、解放。今度こそ娑婆へリターン。一か月の間に何回患部を爆発させているんだろうか。腫れって爆発すると嘘のように痛みがひきますね。私はもうネットフリックスのムショへは引き返さないぞ。

 

そこで久しぶりに自由に歩ける喜びをかみしめながらカルディで値段を気にせず欲しいものをひたすらカゴに詰め込んだ結果が写真でございます。何年分だよ。

 

も、文字にするとあまりに馬鹿馬鹿しいんだけど炎症している間は深刻でございました…。今日はcelebration. 久しぶりに人心地ついたー。 

 

仕事のハイストレスさと脆弱さと。バランスは難しいです。命を削る価値など、他者にあるだろうか。そんなことを言えてしまうのは、愛を持てるように生まれついていない所為だろうか。南無…。

 

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💛最後のLike thatで本気を出してくるDoja。スター性に満ち溢れている…。

それにしてもセットといいダンサーといい、USAのエンタメってすごいなって毎回思う。

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貿易の苦労を考えてみる

かれこれ半年以上こちらのブログで好き勝手劇場を続けてきたのですが、機種変更をしたところLINEのタイムラインがVoomとかいう謎の機能にupdateされていて大混乱でした。見てみたけれどきちんと友人が反映されていなかったようだし、どういうシステムなんだろうね。

 

悲しいかな、この年になると姓が変わっている方も大勢いらっしゃる上にそもそも我々アウトローな女たちは基本的に人間関係がインスタントで、嵐のように集まっては嵐のように解散して連絡先だけが増えていくのが有りがちなパターンなので、もうマジでどれがどなたか分からないことも多いのですよね。そこで、これを機に初心に戻って真面目にTradingについてでも書いてみることにする。

 

外国と取引するようになってみると、上手くいかないのが常・遅れや不良があるのが常で、私も既に感覚が大いにマヒしてきています。納期は思いっきり過ぎてるのに不良の対応もしなければならないという二重苦で進んでいくのが当たり前なんですよね。そこで解決の障壁になるのは、やっぱりなんといってもビジネスカルチャーの差でしょう。

 

世界の各会社さんそれぞれ個性はあるけれど、やっぱり日本人の思うdelayやdeviationと彼らの考えるそれの間には埋められない差が広がっています。何を遅れとするか、何を不良とするかの感覚がまったく異なる為、解決に向けてどれだけ協力してもらえるかは関係性・コミュニケーションの妙次第なところがあります。

 

あなたの理屈が正しいけど、でもね…という交渉が多いかな。厳密にツメて強くでることも勿論あります。外国人相手では理詰めで、emotionalじゃない方がいいことも多いからね。客とメーカーの温度差がすり合わなかった場合、ある程度商社の我々がそのギャップを埋めるためのコスト負担を被るので、そこは大きなリスク、苦労だと思います。いやもうね、謝りっぱなしになる上に商社だから直接的なことは何もしてあげられないじゃん?辛過ぎてよくうわーーーーーヨメヨメーーーーーー!!って猫をちゅっちゅしに行ってるよね。仕事中。

 

多くの海外の会社は本当に日本人と比べるとクールで実際的・合理的…。製品が使えるか・使えないか、遅れたことでシリアスな問題はあるのか、そもそもその業務が契約に織り込まれているか・いないかで考えますので、図面と一文字でも違っていたら文句を言うような日本の顧客は理不尽で無意味なSpecial requestをするmonsterになってしまうわけです。日本では正確さが常識で正義なのに、完全に真逆になっちゃうんだから凄いよね。

 

最近は私も小うるさい日本の顧客から「・」の刻印のあるなしとかどうでも良いことをつっこまれると「おまえそんなのネームペンで書いとけよあほか私が書いたるわ」「急いでるならそれくらい無視して早く使え」と返信しそうになるのでダメよ…あなた順調に外資の宇宙人になってきてるわよ…と諫めています。でもやっぱり日本人の感覚がズレてる、おかしいと思ってしまうのが私のどうにも変えられない本心で、まあそんなんだからこの道を選んだんだしょうけどねん…。

 

特に今のように世界中がCOVID-19で混乱していれば急な価格高騰も納期遅延もある意味常識、天災みたいなものですので、どうやら世界の人々はそれを前提に折り合いながら進めていくのですが、日本人はその点まったく譲歩・理解がありませんしね。

 

こうしてみると、日々の貿易の苦労はどのメーカー、どの顧客の案件かによって随分違うなと思います。それなりにやってくれるところもあれば、全然どうにもならないところもある。お互いの限界を話し合って歩み寄れるお客さんもいれば、てんでどうにもならないお客さんもいる。全然どうにもならないメーカーに数億ドル発注して管理しなければならないこともあるし、評判の悪いChinaが実は一番融通を効かせて助けてくれたりも。

 

しかし、そんな中で私がもうひとつ思う大きな貿易の苦労は、複雑なプロセスをすべて文字・頭の中で進行しなければならないことなのかな、と思います。現物を見て、現場にいて、物が動いている様を実感できないにも関わらず、巨大で複雑な取引をしないとならないんだよね。BiddingにはBiddingの、受注後のShipmentにはShipmentの細かい管理が必要ですが、究極、どんなに写真を見たってやっぱり私の仕事は文字なんですよね。コンテナで何本運んだ~!とか言っても文字だからさ、しんどいわりに喜びがねーなとは思う。

 

あとは親会社が向こうというイメージしやすい苦労かと思います。まるで違う考えをもった方々が上にいるからね。

 

私が新卒で地方のダメ商社でなんちゃって輸出担当をしていた頃、貿易会社の方の話を聞く度に格好良くて、スケールが大きくて、なんだか凄い雲のうえの人たちに見えていたものです。ですから、今一応、自分が昔あこがれていた世界に拾ってもらえたというありがてぇ事実をたまには謙虚に思い出さねえとな、と思った次第。思い出せば少しはこの苦しい日々の慰めになるかry

 

 

徒然

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退職について思い悩む一日は本当に人の心臓をぎゅっと締め付けて命を縮めてしまうような辛い一日だよなあ、と思う。退職の二文字がリアリティを増した瞬間に仕事諸々が己の生殺与奪の話として認知されるせいで、普段は眠っている損得勘定がフル回転するせいだ。(笑) 

 

職業上の悩みや変化って実際は後ろ向きな機会ではなくて、コインの表と裏の様に自分らしいライフスタイルやキャリアを模索することは幸福へと繋がっていく筈なのにね。その前向きな探索の余裕を奪うのがブラックな環境というものなのかな、と二社目にして薄ぼんやりと悟りを開くのであります。

 

実は先日までは各国のristrictionを見て「退職後の再留学という選択肢すら与えられていないのか!」と結構ショックを受けていたのですが、最近はMaltaを含め緩和する国が出てきて、行きたきゃ行ける状況になって、しみじみ年を食ったなあと思い知らされています。なんの躊躇いもなく行けたんですよ、二十五歳の頃でしたら。(笑) 海外就職は三十歳になるともっと怖くなるよと海外転職エージェントにも言われたっけなあ。本当よ。信じられないくらい変わるわよ…いろいろ…このいろいろが厄介…。良くも悪くも、単純に語学留学に価値を見出せる気持ちやライフステージではなくなってくるんですよね。あれから五年だけ婆になり、向こうの会社の感覚なども学びつつ、これで良かったのか悪かったのか。気障な会社に教わったワインが届いたので飲んでいます。

 

 

ジャパンでロリータを読む

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ロリータって、まさか"あの"?

 

地元の図書館で一際存在感を放っていたタイトル。見るからに重厚な本を見つけてからいざ手に取るまでには、長い年数がかかりました。それを読み解けるほど、成熟していなかったから。

 

 

タイトルの元になったナボコフのロリータは、大体どの本屋に行ってもドストエフスキーカミュと並べられている不朽の作品ですね。


小児性愛者の卑劣漢ハンバートと、最初こそ彼を以て遊びながらも彼に保護されるしかない状況に陥ったことで不幸にも彼から逃れられず、搾取されるロリータの滑稽で残酷な物語...。

 

子どもにはませたところも狡いところもあって当然で、大人はそんな振る舞いを笑って無視してやるべきなのだろう。が、パワーバランスを利用してロリータを我が物にしようとする小児性愛者のハンバートの前では、そんなロリータの奔放な振る舞いは女から男に対する誘惑に映っているのです。

 

だから彼の中ではフライパンで焼かれて苦しいのはあくまでも自分であって、逃げ道も選択肢もない子どものロリータではないのですね。The 加害者心理って感じだよね〜。

 

おい、日本の腐れロリコン共、全員しっかり読んでおけ、ムショに入る前にな、と言いたくなるような筆圧のある一冊だ。

 

 

だからこそ、「テヘランでロリータを読む」というタイトルは当時かなりのインパクトをもって迫ってきました。

 

まさか、イスラム圏であのロリータを読む?!?!

 

いつ読み終えたのか気にかかって読書メーターで調べてみたら、丁度留学に出る二週間前でした。わーなんて良い時期に読んだんだろう、それ以上の時期なんてなかったはず!幸運だったな、としみじみ。


それは頑固なイスラム社会でヴェールの着用を拒否した教授と女性たちの読書会の物語で、メンバーの救済は遥かなる大国への留学と結びついていくから....。(それがやるせなくもあるんだけど。)

 

 

 

......そんなイチオシ本「テヘランでロリータを読む」がこの度文庫化されましたので騙されたと思って読んでみて下さいませ。(長い)

 

 

私の知る限り、日本でお菓子みたいなパッケージのライトなフェミ本が流行りだしたのは、韓国文学やフェミが盛んに入ってきた数年前からだと思う。シスターフッドとかいう言葉が馴染んできたのも恐らく割と最近で、この国でそんな現象あるの...?違う世界線で生きてる...?って思ってた。

 

近年は日本のエキセントリックな左翼とかフェミもどきみたいな人たちがもう嫌で嫌で仕方がなくて。そうか日本で出てくる次世代のメインを狙うオルタナって、やっぱりこの程度の人たちなのかなあ、みたいなね。

 

大したアクセス数ないからってもうスンゴい自由過ぎる言い方してますけど。汗

 

 

そんなdesperateな気分の中でも、テヘランでロリータを読むの女性たちは日本にも勝る強い抑圧のなかで戦っていて、凄くパワーと勇気をくれる。と、思うなあ。

 

 

 

ああ...明日になったら上司がエボシ様になってますように....。そして二十四時間ネコをちゅちゅちゅしていたい....。

This is the new shit

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気づけば年末である。先月は社内マニュアルの改訂でまさに貿易の章を担当していたので、中々volumeがあって休日に仕事を持ち帰ってしまうこともあったのですが、汎用性高い分野なのでどうせやるなら将来役立つ方が良いじゃんと納得して志願して担当したのでした。

 

そのマニュアルの第一稿を週明けにようやく出し終えて、今日は普通に朝方業務中に燻製をいぶしたり重曹をそこらかしこに振りかけて掃除をしたりしていましたね!(その分お昼以降にバランスはとりますが…) 時間縛りの感覚が少しずつ緩くなってきているのが恐ろしい。もうこれ転職効く気がしない。有給とり放題だし…。

 

もちろん周囲とのバランスや思いやりは前提で、それがないと個人の権利は成り立たないのですが、少なくともここまで権利を主張することを躊躇わされて当然の文化ってかなり歪だと思います。「ずるい」じゃなくて、単純にみんなが楽な様にお互いの権利を守り合えばよろしいことです。

 

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畑は収穫の季節で、芽キャベツブロッコリー・カリフラワー・男爵などが採れて、玉ねぎを代わりに植えたり。

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旅の終わり

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私は今ドアに穴が開いたホテルで洗濯物が洗い上がるのを待つという苦渋の時間を過ごしています。予報では旅行二日目は雨。到着初日は綺麗に晴れていたので、二時過ぎにホテルに着いた後に少し無理をしてCamp Hansen前・金武の新開地へ行ってきました。ノスタルジックでアメリカンな街並みを期待して行ったのですが、そもそも日本人が殆どいない異様な空気感と何処かスレた夜の街の空気にあてられて早々キングタコスを買ってコザに引き返してしまいました。

 

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しかしKadena baseのお膝元であるコザこそまさしく異国情緒溢れる荒んだナイトエリアで初日はなんだか落ち着かないというね....。軍用にカスタマイズされた街は、Okinawaの裏の顔ですよね。

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しかし、折角だからとあの有名行列店のキングタコスで二種類買って吃驚。スーパーアメリカンサイズ!!二食タコスを食い続ける羽目になりました。決して真似しないでね。

 

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さて、私は軍をなぞることからOkinawa旅行を始めたのですが、これで大体見終わりました。Fin.そしてやっとリゾート地としての沖縄、楽しい沖縄を見たいと思うようになってきました。

 

結局、何度実際に足を運んでBaseを見ても、自分が美しい島であの凶々しい存在感を放ったmilitaryに関わっているという実感は湧かないままだった。スタートラインでは、確かに自分の仕事の是非を問いたい思いもあった筈なのだけど。確かに島は軍と共に生きてきたことを痛感せざるを得なかったし。

 

 

さて、二日目。ざっくり言うと真栄田、琉球村、カデナ、コザ観光をしていました。色々あった筈なのに、ハイライトはおばぁ手作りマスクがアメリカンサイズ過ぎたことと糸くずがモリモリ入りっぱなしだったこと。

 

おばぁどんだけ顔でかい人向けに作ったの??本土の人はうるさいからね....早く取り下げないと苦情くるよ....おばぁ.....

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そしてホテル近くの怪しげなバーみたいな定食屋が美味すぎて朝夜通ったこと。ポールダンスのポールついてない?チャンプルー食べながら見るの?

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おかしいだろ....定食屋が何故青いんだ....

 

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真面目な話、かつてmilitary向けのAサインバーだったのかも知れませんね。

 

 

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ついつい何かの度に自分が行った国を重ねて見てしまうのはサガなのでしょうが、それにしても北上する過程の住居や自然は私が地中海で見たものそのものに思えて、同じ国を旅している筈なのに海外に帰ってきたかのよう。

マルタの漁村や、シチリアの郊外など...公平に見てもかなり似てると思うんだけど、他の人がどう思うか聞いてみたい。

 

Sanctuary

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内定が出た2018年の3月。4月から港区で始まる勤務の為に特急で部屋を探す羽目になった。

 

駆け込んだ不動産屋は天下の荒川区は日暮里(...)で、「夜のお仕事の方、フリーターの方の住居探し相談乗ります!」と手書きの案内が載っていた。ちっこい事務所に入るとヤクザがかけてそうなサングラス風の眼鏡をかけた兄ちゃんが出てきて、「これどうっすか?!安いっすよ?!」「内見なんて急な転勤や遠くの大学に通う子はしないで決めちゃうもんですよ」との口車に載せられ、面倒くさがりな私は即日契約してしまったのだがそれが運の尽きだった。Philippinesを経験したのだから日本のどんな物件でも耐えられると完全に高を括っていたのです…。

 

そうしてMad cityのはずれにある家電家具つき36000円のレオ〇レスのアパートが、私の夢のマイルームになったのですが、住んでいる人は絶賛引きこもりだったり、インド人だったりベトナム人だったり、女装が趣味のサラリーマンだったり、長年「お隣さんは畑」という環境下でのんびり暮らしてきた私には辛過ぎる混沌とした都会の闇に放り込まれる日々…。

 

本当はバングアップにしてしまいたい前髪を下して、当時は「一般的な社会人のコスプレをしなければ村八分になってしまう」と思い込んでレースのスカートを履いて通勤していました。入社二日目に生まれて始めて痴漢に遭い、アメリカ人からはネタみたいなセクハラが始まる新入社員の日々。仕事も大半の言語が英語に切り替わってしまったから八時間耐久TOEIC状態。おっかさん東京は怖いところだぁ。毎日泣きそうであった。そんな日々の苦しさに、一時はストリップ劇場のライトに絡めとられたり、楽園(TIPSY...)に行ってはっちゃけたり、青くさい喜びにすがっていたというわけだ。週二で読書会にも参加していたしLanguage exchangeもしていたので、清く美しい文化会活動によってこれらの罪は清められたと思っている。

 

(後日、アメリカの会社でそんな服装やジェンダーの気遣いは一切無用だったことが判明。好きに通勤しているうちに、はるちゃんは〇〇君(ゲイ男性)より絶対男らしい!はるお兄ちゃん!と言われるまでオープンに…みんな優しくて大人だから直接聞いこないのが救い。)

 

それにしてもそのレオ〇の老朽化は凄まじく、洗濯機を入れるとズドンっ!て音がして施設が揺れるのよ。最初その音を女装の似合う隣人からの壁ドンかと思って管理会社に相談したくらい。後日レオパレスがボロ過ぎて揺れてることに気づいて二重に衝撃を受けた。水道管がネズミに噛まれて漏水したしさ。悲惨エピソードの嵐で書いてて遠い目になりそう。

 

そんなMad cityで暮らしていた頃、二日に一回は記事を書いていたと思う。今日わたくしが言いたかったのは書くことについてだったのにレオ〇レス告発記のようになってしまった。もう続ける体力がない。最近少し日々に余裕が戻ってきて、もう一度始めた英語学習関連についてももうちょっと分かりやすい記事を書いてみようかと思ったりしていたので。思えば新人時代、今のように大々的に公開していないブログを書き続ける動機がどこにあったのか?不思議に思って思い出を振り返りだしてしまった。実際問題、当時のブログを偶~に読んでくれていたのも出版社出身のオドリコさんくらいだったと思う。彼女はチラシを隅々読んでしまうレベルの活字中毒だったそうで、そこに文字があるとどうしても読んでしまうらしい。

 

ネオンに囲まれて道に迷って過ごしていた当時の寂しさも愉しさもひっくるめて、なんだかんだ青春らしい時間だったな、と懐かしく振り返る最近。特に下町と中央線沿いを中心に随分歩き回ったけれど、個人的にはもう十分というくらい東京寄りの暮らしを謳歌することができたしね。

 

明日も港区にドナドナされていくけど、ま、せいぜい頑張るか。

うぁ~~いやだ~~行きたくない~~あっ、まって、大丈夫…ついに週末は沖縄…沖縄が待ってる…。

 

すんごい意味ナシ落ちナシだけど、ブログってそんなもんで良いんじゃねーかと思い始めました。最早書くのが好きな自分の日々の愉しみの為にやっております・・。